最強の第6班！転生して呪術師になります！

11話 ページ15

『チームワークを乱す個人プレイは、仲間を殺すことになる』

『例えば……』

櫻間は、五条との戦闘時に持っていたクナイを手に取り、家入の後ろに回って首元にクナイをつきつけた


『夏油！！五条を殺せ！！さもなくば、家入を殺すぞ！！』

悟・傑｢｢？！？！｣｣


『……とまぁ、こんな風になる』

パッと手を離す櫻間


悟｢はぁ……んだよ嘘かよ……｣


『人質を取られたあげく、無理な2択を迫られ殺される。この人質が一般人とかだと、もっと危険だ』

『呪術師は、呪いや呪詛師から一般人を守ると共に、危険な仕事でもある』


傑｢(呪術師について……そんな深くまで考えたことがなかった……この人は、こんなにも呪術師…いや、この世界のことについて考えていたのか)｣



『よし。お前ら、最後にもう一度だけチャンスをやろう』

悟｢！！本当か！？｣

『ああ。ただし、昼からはもっと過酷な鈴取り合戦となるぞ』

『挑戦したい奴だけ弁当を食べるがいい。が、五条には食べさせるなよ』

悟｢はっ？！｣

『だって今、丸太に縛り付けられてんの五条だし。自分で最強って言ってんだから大丈夫だろ☆』←

悟｢はぁぁぁ？！？！｣

『もし、五条に弁当を食べさせた奴はその場で失格とする』


『この演習の内容を考えたのは私だ。ここでは私がルール………分かったな？』


それだけ言い残し、櫻間はその場から消えた

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