【３】上官は運転する ページ10
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〜Aside〜
ベク「で？」
A「……」
ベク「なんで遅刻したの？」
A「……ごめんなさい」
月曜日朝１０時。
私は扉の奥をｼﾞｯと睨みつける。
＿＿＿＿おのれテミン。
そう、私は今日9時出勤のはずなのに遅刻したのだ。
それもこれも原因はあいつ、テミンのせい！
ベク「理由は？」
A「て、テミンが」
ベク「イ･テミン？」
ビョン上官は顔を顰める。
うわ、鬼に似てる！さすが！
……じゃなくて。
A「実はテミンが……」
.
A『テミンーー！！起きてー！！』
テミン『……』
朝６時。
週末は基本的にどちらかの家にいる私達。
今日は、昨日テミンが私の家に遊びに来ていたのだ。
テミンは寝ぼけ眼のまま時計を指さす。
あれ？まだ５時じゃん。
A『ごめんー！』
謝って再び布団に潜った＿＿＿＿のが間違いだった。
なんとテミンが昨日のうちに時計を１時間遅らせていたのだ！！
テミン『僕は絶対に毎日8時間寝ないといけないからさ。
昨日僕ら寝たの11時じゃん。だから遅めた。』
悪びれる様子もなくテミンは言う。
でもこれは本当の話だ。
なぜかテミンは毎日ぴったり8時間寝ないといけない体質なのだ。
そう、あの完璧そうに見えるテミンにも弱点があるのだ！
睡眠という！！！
理由は詳しく聞いたことないけど。
じゃない！
だって二度寝して目覚めた今、１時間遅れってことだから。
テミンは「今日僕出社11時30分だし〜」なんて言っていて。
時計の針遅めるバカいるかーー！
というわけで今に至る。
.
ビョン上官は話を聞き終えると
ベク「……お前ら付き合ってんの？」
A「いや、ディフレです」
ベク「でぃ、でぃ？」
そして後ろ髪をﾜｼｬﾜｼｬ掻いて
ベク「お前、今日残業」
A「え！？」
ベク「俺今から超長い外回り営業行くからお前もついてこい」
A「いやーーーーー！これだからビョン上官は嫌なんですよー！！！！」
４班のチャニョルさんだと笑って許してくれるってテミンが言ってた！
それに、昨日もんじゃ焼きやったホットプレート出しっぱなしで来ちゃったよ！！
ベク「いいから仕度して正面玄関で待ってろ。車まわす。」
はい？
ビョン上官の運転？
セーフティードライバーですか？大丈夫ですか？
超不安なんですけど！！！！！
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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