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なぜチャニョル班長に頼むかと言うと、どうやらビョン上官の家を知ってるのがチャニョル班長だけらしい。
……私は黙っておこう。
テミン「あAじゃん」
向かった華型４班のブース。
本来なら私が座る予定だった席に座っているテミンがよくわかんない書類を片手に手を上げる。
テミン「なに？外食とか今日しないからね。今日僕はAの卵焼き食べたいから作ってよ」
A「自分で作れガキ」
テミン「昨日僕の布団に忍び込んで来ながらよく言うよ。お子ちゃま。」
テミンの発言に驚いた顔をする周り。
ん？なんでだ？
まぁいい。
A「あの、チャニョル班長」
チャニョル「え？テミンじゃなくて俺に用なの！？」
一番奥のデスク。
少女漫画を読んでいたチャニョル班長が顔を上げる。
仕事しろよ……。
じゃない。そんなこと言ってもこのチャニョル班長には無駄なんだ。
そう、チャニョル班長は誰もが認めざるを得ない天才型の人間。
完璧実力主義のビョン上官とは正反対に、普段まともにPCに向かってないことで有名だ。
けれど、いざ「クビ」にしようとしたってできない。
なぜならチャニョル班長が発案するものは全て斬新で新しい物で会社に利益を齎すから。
普段何もしてないくせに、会議とかで「なんとなく」発言したものが、いつも本当に凄いと話題。
相当な「センス」と「感」の持ち主らしく、いくら努力したってその圧倒的センスには敵わないらしい。
さらに１番の心臓部であるNFエンターテインメントの中にある、NFアーティスト部のお偉いさんに気に入られていると。
A「あの、実は……この書類にビョン上官のハンコが必要で、今日行っていただけませんか？」
なんと失礼な言葉だろうか。
私が事情を話していると、アシストするようにやって来たソラさん。
ソラさんも加わって「経理課のレイさん怒ると広報課が終わる」ってことを伝えると
チャニョル「ううん……行きたいのは山々なんだけど今日これから俺、所属アーティストの宣伝トラックとかの話をしないといけなくてレコード会社に顔出すことになってるんだよね。」
そ、それは行けないということか。
仕方ないよね。
そう思ってソラさんと顔を合わせた瞬間＿＿＿＿
テミン「A行けば？ビョン上官の家この前行ってたから知ってるでしょ。」
私はこの最強に空気読めない男が、私がビョン上官の家に行ってることを知っているのを忘れていた。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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