【９】上官は風邪をひく ページ34
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〜Aside〜
A「明日会社行きたくなぃ〜……」
テミン「うるさいよ」
私は真っ暗な天井をｷｯと睨む。
A「ビョン上官に会いたくないぃ〜」
テミン「だからうるさいって」
ﾍﾞﾁｯ!
A「いったあああ！！暴力反対！」
テミン「うるさい。寝かせろ。」
日曜日、夜の10時。
アパートの自室のベットの上で私は大きくため息をつく。
隣の部屋はテミン。
テミンの寝相の悪さが故に空いた穴(人が一人通れる)からテミンが殴ってきて寝れないのだ。
……まぁそれならベットを移動しろ、という話だが私たちは壁１枚挟んで(穴は空いてるけど)隣で寝ることに意味がある＿＿＿＿というか落ち着くというか。
テミン「で？押し倒された後どうなったんだっけ？」
A「話したじゃん！」
テミン「Aの話、起承転結が無いから聞いてて飽きる」
A「ひっどおおおお！」
そうあの日＿＿＿＿＿＿＿
A『び、ビョン上官……？』
ベク『、っ』
A『もしもし？上官？』
ベク『バカっ！！動くな！！！』
はぁ！？
ビョン上官は１人でｷﾞｭｯと目を瞑ってから「はあああ〜……」と大きいため息をつく。
そして
ベク『……ごめん。タクシー代やるから家に帰れ。俺がこの状況耐えられない。
会社で寝てるイ･テミンくん叩き起して家まで行け。
俺が送るよりイ･テミンくんに送ってもらった方が色んな意味で安全だから。』
と言ったのである。
ねぇ、これ私嫌われたってことだよね！？
確かに玄関に段差があって、暗闇で気づかなかったからコケた私も悪いよ！？
だけど、帰れなんて嫌われたってことだよね！？
ﾁｸｯ
A「う……」
テミン「なに」
胸に針が刺さったみたいで痛い。
痛い。
会いたくないなぁ……。
研修後の班選択、本当はビョン上官の所にいようと思ってたけどいない方がいいよね？
嫌われてるのわかってているのは図々しいよね？
A「……テミン」
テミン「…………はいはい。おいで。」
言わなくてもお見通しなんだろう。
私は起き上がって、穴を通ってテミンの部屋＿＿＿＿ベットの上へ。
そのまま既に、くるまってるテミンの布団に侵入する。
テミンもわかってるのか少し腕を上げてくれて。
そのままテミンの胸に顔を埋めてｷﾞｭｯとすれば、頭の後ろに回ってくる大きい手がゆっくり撫でてくれて。
あぁ、この体温とこの香り、安心するな。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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