上官だって恋をする

プロローグ ページ1

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なにがどうなって、こうなったんだ。







「いーーーーやーーーーー！
これだからビョン上官なんか嫌いだーーっ！！」

「おうおう初めて気持ちが合ったな。俺もお前みたいなクソガキは嫌いだバーーカ！！」







自分が一目惚れした時に、一番初めに思ったのが「嘘だろ、最悪」ってこと。


だって一目惚れって今この瞬間に何らかのアクションを起こさないと、もう2度と会えない相手に恋してしまうってことだろう？？

だから





「あの子に内定出してください」

「え？……別に経歴や内面で光るものがあるわけでは、」

「あります。作ります。俺の所に回してください。」





無理言って内定出してもらって





「チャニョル 。
お前の班に配属されたあの子、俺に頂戴。」

「え？ベクの班に？」

「うん。
俺、あの子が面接来た時からずっと狙ってた。
普通なら不合格なのに合格通知を出してもらうように頼んだのも俺。

だって、



＿＿＿＿一目惚れしちゃったから。」







勝手に新入社員ドラフトで広報課で取って


勝手に俺の班の新入社員とトレードしてチャニョルの班から引き抜いたのに




なのに、なんで





A「これだから！これだから！これだからビョン上官のこと嫌いなんですよっ！！！！」

ベク「俺もこんな世話のかかる新入社員好んでねぇっつーの！」








なんで、こんな言葉を君に言ってしまうのか。






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上官だって恋をする


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これは器用に見えて不器用なベクの話。

【１】上官は鬼上司→

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