同情と恋心 (ページ4)

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誰この子？ページ4

北山side

ライブの打ち合わせのために朝から眠い身体を奮い立たせやってきた。

【うわー、ねむ。。。。

昨日も夜遅くまでロケで全然寝れてねぇよ。】

俺は寝ぼけながら廊下を歩いてた。

その時！！！

ドンッ！！！

？「うわっ！！！？？？」

「うぉっ！」

俺は寝ぼけていて、誰かとぶつかった。

ダンボールでよく見えないけど、声的に女の子。

【うわっ、やっちまったなぁ、、、

女の子に怪我させてないかな、、大丈夫かな？】

そんなことを思ってたら、

？「うわっ！

すみません！！！」

とダンボールの向こうから声がした。

「大丈夫ですか？」

？「あっ！

すみませんでした！！」

【俺こそぼーっとしてたから申し訳ないわ、、、

俺も謝r】

と、俺が謝ろうとした瞬間、、

？「えっ！！！！！！！

キ、、ス、、、、マ、、イ、、？！」

床に置いたダンボールから顔覗かして女の子がこっちを見ていた。そして、いかにも心の声漏れましたって感じで驚いた顔で言ってきた。

【ん？？

誰この子？？スタッフさん？？

見たことねぇな……?

しかも俺を見て驚いてるけど、スタッフだったら知ってるはずだもんな｡｡｡

えっ？もしかしてファンの追っかけ、、？

にしてもこんな所でダンボール運んでるか？】

俺は状況が掴めなくて俺は思わず聞いてしまった。

「あ、あの…

スタッフさん？？」

彼女はすごく焦ったような表情で何を必死に言おうと頭をめぐらせているようだった。

「あっ、はい…

あっ、あの、！！

今年から入社して、、、

あっ、まだ私、！

何も出来ないんで雑用なんかの手伝いさせてもらっています。」

彼女は少し下向き加減で焦ったように答えた。

「あっ、そうなんだね！

えっ、じゃぁ、初めましてで合ってるよね？」

？「はい！そう…ですね、、、

で、、あの～……

お聞きしてもいいですか、、？？

なんで、北山さんがここ…に……？？」

彼女は申し訳なさそうに聞いてきた。

「えっ？(笑)」

俺は聞かれたことに驚いて思わず声が出た。

【あっ、この子入社したばっかでなんも聞いてないんだ(笑)】

「今から俺らのライブの打ち合わせあるんだよね、！

ここで、(笑)」

彼女はなんでお前ら？と言わんばかりの顔で

？「はっ？？？」

と言った。