柱の女、痩せさせられる。【鬼滅の刃】

▼ 炎柱 と ページ8

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「よし！！その腹の脂肪を燃やすぞA！！」

「え、物理的に燃やすんスか？火をつけて？」

「うむ、それでも良し！！」

「良くねーよ。猟奇的な殺人現場が出来上がるぞここに！！」



何故か気持ちが高ぶってる煉獄さんがお相手らしい。
何するんですかと聞いてみると、煉獄さんは「これだ！」と何かを差し出してきた。


縄だった。



「えっ、縄？」

「そうだ！これで脂肪を燃やす」

「もうちょい説明付けてほしいな〜多分これで飛べって意味だと思うけどいっつもこの人説明不足なんだよな〜」


しかしだ。わーい、私縄跳び好きなんだよねー！これでも色々出来るんだ、はやぶさとか三重跳びとか。
ピョンピョン身軽に跳べば、煉獄さんは「ほう……」と声を上げる。

一応竹馬も蹴鞠もできる。しかし今乗ったらぶっ壊れるかもしれない。さらば、遠き日の思い出。



「よもやよもや、Aが出来るとはな！真逆ここまで見事だとは思わなかったぞ！出来なければ縛って川へ放り投げようと思ってたが」

「サラッととんでもねーこと言うなや」

「俺は感動している！まさかAに出来るとは思わなかった！！」

「すっげえ見くびられてた。あとそれ弐回目」

「しかし明らかに疲労が溜まるのが早いぞA。柱として実に情けない！！其の程度で呼吸を乱すな、集中しろ！それにもっと体力を付けるべきだ。肉を付ける前にな！！」

「ちょっと上手いこと言ってんじゃねーよ」



因みに煉獄さんに渡して見たら難なく高水準の技を披露してくれた。軽く残像が見えた。やりすぎて縄が摩擦となんか物凄い力(煉獄さんの馬鹿力)により千切れた。確信した、彼はゴリラである。ゴリラ二匹目。鬼殺隊は動物園かな？



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