柱の女、痩せさせられる。【鬼滅の刃】

▼ 後輩 三人組 と ページ4

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「まさかの一発目が後輩からとな」

「柱の皆さんは忙しいとの事で……」

「(無責任過ぎるぞ柱ェ……)すっげえごめん、巻き込んでごめん後輩ズ」

「お気になさらず！俺たち一応考えてきました！Aさん、一緒に走りましょう！」

「うん、方法としては至って普通だね竈門くん」

「うふふえへへ、あのAさんと一緒に鍛錬出来る」

「すげえ欲望に忠実だな我妻くん。寧ろ私で済まんとしか言えないぜ」

「何でも良いから兎に角走るぜ丸焼き！！！」

「ど直球だな嘴平くん」



一言目で焼くな。



じゃあ行きますと竈門くんの言葉で出発。
正直私は腐っても柱だ、この程度屁でもない。寧ろ力が無い分体力でゴリ押ししてる所あるから私。長期戦は得意だぜ。



「ヒュウヒュウ！置いてくぜボウズども！」



久々の真面な運動に脳がヒャッハーしてしまったようで、うひゃひゃと笑いながら走り抜ける私を「おいあれやばくね？」「なんか薬キメてんじゃね？」との通りすがりの村人達の声が聞こえた。顔は笑っていたが心は泣いて以下略。







「待ってやばい。明らかに体力落ちてる。これは死だ、柱としての私は死んだ、もういないんだ」

「何ボソボソ言ってんだお前、気持ち悪い奴だな」

「オエッ」

「ギャッッ伊之助の心無い一言の所為で体力精神力共にくたばってたAさんの心が完全に折れた音がした！もろ聞こえた！！」

「Aさん！吐くならどうか道端に！ここだと周りのご迷惑になります！」



「ウグェ……有難う竈門くん……一つ聞きたいんだけどさ」

「はい、何でしょう！」

「私って豚に見える？」



「………いえ、そんな事は無いです！！」



いや正直者ゆえ竈門くんの顔が〜〜〜〜！！！！！



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