柱の女、痩せさせられる。【鬼滅の刃】

▼ ねっけつ しどう ！ ページ2

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「甘ったれるな！！！」


「アブォ！！」



柱のみんなに昨夜の事を伝えたら伝えたで、まさかの煉獄氏に熱血男児の如く制裁(ビンタ)を受けました。

身体がぶっ飛ぶ。


無様に地面をゴロゴロ転がると、遠くから「玉だ」「鉄球…」との呟き声が聞こえたが、ここは敢えて無視する事にする。



「煉獄さ、え？煉獄さん？女子に何本気の張り手ぶち込んでんすか！！！」

「うむ！！蜂蜜の如く甘ったれた根性を叩き直してやろうと思ってな！！」

「力技で！？」



あっやべ、鼻血出てきた。



「煉獄の言う通りだ。A、お前最近食い過ぎだろ、ブヨブヨに太ってんじゃねえか」

「えっ」

「まるで肥えた豚だな。食生活を改めろ獣畜生が」

「えっ……宇髄さんも伊黒さんも酷……えっ？」



「私に助けを求められましても」




心無い言葉に打ちのめされ、半泣きになりながらしのぶ氏の方を見たら綺麗な微笑みを返された。えっ何その笑顔。アッ清楚なハンカチをありがとうございます。

蜜璃たんの方を見ると、彼女は「どんな姿であれAちゃんは可愛いわ！」と言われた。いや元凶。貴女との日々の食べ歩きでこうなっ………蛇に睨まれた蛙はそっと口閉じ。



「……イヤでもさ、大人になったら勝手に痩せるって本当に。前に本で読」

「よく喋る豚だ。手足捥いで焼豚にしてやろうかィ」

「ウワーッ刀は駄目でしょ不死川さん！！！隊員同士の争いは！！！切腹もの！！！」

「お前を甘やかすなとお館様からの命だ」

「嘘そんな大事になってたの私の体重！？！？」



ここでお館様が出てくるの！？
鬼とか一切関係無いのに！？



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