五、「豪腕」 ページ9
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「あ」
元気いっぱいないたどりくんをぼーっと見てたらめぐみんを見つけた。おーいと手を振れば、気づいたっぽいめぐみんはめちゃくちゃ顔を顰めさせた。
そしてスマホを手に取り何かを打ち始めた。
数秒後、私のスマホ(ごじょせんに貰った)からメール、じゃなくてラインが届いた。「何してんだお前」とのこと。ほんと何してんでしょうね？
［ 今投げようとしてるひと、いたどりゆーじくん、イチバン気配がつよいよ！ ］
そう打ちこんで送れば、スマホの画面を見ためぐみんがバッと顔を上げてこちらを見たのでバレない程度に指で彼を指す。
ちょうど、いたどりくんは砲丸をぶん投げていたところだった。ばびゅん！と飛ばしたそれは遠くへ飛んでいき、重い音を立ててサッカーゴールにぶち当たった。目視で確認すれば、約30メートルくらい。
「うわあすごいなぁ、私でも勝てるかなぁ」
思わずスマホ片手にそんなことを呟いた私を向いて、いたどりくんは「どーよ！」とぐーさいんを送ってきたので、同じようにぐーさいんをして「君はすごい！」と笑った。
そんな彼にせんぱい達が近寄った。
こっそりと私は、めぐみんのところへ向かう。
めちゃくちゃ睨まれたけどなんで？
「無駄に他人と親交を深める前にやるべき事をやれ……！！」
「強行はひどいかなと。いたどりゆーじくん、あの通り力すごいからむりやり取ろうとしたら暴れられそう。そうなったら私斬っちゃう。結局のところごじょせんに怒られちゃうねえ」
「無理矢理奪う前に一度話して渡してもらうって手もあっただろうが」
「私この通り話しかたがめちゃくちゃですので、話し合いは向いてないねってごじょせん言ってた。これにイライラされてあちらさん怒ったら、もろもろ怖い。ごめん」
「……なら俺が話を付けてくる。邪魔だけはするなよ」
「ありがとめぐみん。略してありみん！」
「礼まで省略するな！」
今度は軽いチョップを食らった。めぐみん私にだけぜんぜん優しくないね。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2021年1月4日 16時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - 葵羽〜best friend group〜さん» 葵羽様、コメントありがとうございます！完全に私の趣味ですがお付き合い頂けると幸いです笑 そしてこの作品含め他の作品にもたくさんコメントして頂いて本当にありがとうございます！とても励みになります。これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します！ (2020年10月19日 23時) (レス) id: d2028c3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
葵羽〜best friend group〜(プロフ) - 夢主ちゃんがすごく可愛い…相変わらずぱんこさんの作品、面白すぎます！何度読んでも飽きません！更新頑張ってください！応援しておりますっ！ (2020年10月19日 22時) (レス) id: bccf6ec4c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - みわさん» 完全に自己満な上幼女(？)みたいな夢主ですが、そう言って頂けて嬉しいです。励みになるコメントありがとうございます！これからも頑張ります。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: d2028c3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - 緑緑さん» 完全に私の趣味です(笑)幼女を求めて作ってたら幼女擬きが出来上がってぽかんとしました。これからも頑張ります！ (2020年10月18日 22時) (レス) id: d2028c3fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんこ
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年10月18日 19時
