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「え、KMF商事ってことは、タマ・・玉森と一緒か?」



「え、うん、そうだけど?なんで玉ちゃん?」



「あいつとよく飲みに行ってんだけど、毎回教育係だった上司の話ばっかしてくんのさー・・・・ってAさんってお前のことか!?」



「話されてんのかどうかは知らないけど、まぁ教育係で現在は上司ですね、はい・・・・・・」





え、なに?玉ちゃん私の話なんかしてんの!



しかも、先輩に?



てゆか、名前まで出されてんのに、なんでわかんないのよ、太ちゃん!!!





「え、なんか、聞いてます?うちの部下から・・・」



「毎度毎度、惚気話やら愚痴やらで散々ですよ〜」



「申し訳ありません・・・」





世間って狭いわ・・・・・






「工藤!何してんだ!おせぇから心配したっつの・・・・って藤ヶ谷?」




目の前から若干怒り気味で小走りしてくる宏光さん




「ちょ、Aさん!何回も電話したのに出ないか・・・ら・・・・・ガヤさん?」



そして、続けてやってくる玉ちゃん





「おぉ、北山とタマじゃん。さっき熊谷商事の町田になんか言い寄られてるところ見つけてさ、ばったり会ったわけよ」


「おまっ・・・あれほど言ったじゃんかよ・・・」


「す、すみません・・・・・」



呆れ顔をされ、申し訳なくてしゅんとする



「まぁまぁ、無事だったわけだし、北山もAのこと、そんな責めんなよ」



「え、待って、ガヤさん、今Aって言った?え、そんな短時間で親しくなったわけ?」



「あー、それは、なんつーか」




そっか、玉ちゃん、知らないのか









「実は、私たち、幼馴染なんだよね!」

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作者名:たまっち | 作成日時:2020年1月21日 0時

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