意識 ページ3
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とりあえず髪切らなきゃダメだけど、私そんな技術も無いし…わざわざ外出許可貰わなきゃダメなのか…。めんどくさ…
チリチリの髪にうんざりしていると、どこかから帰ってきたリカバリーガールが驚いた顔で私を見た。
「髪どうしたんだい……」
『焦げました』
「ああそうかい…。とりあえず背中治癒するから起き上がりな」
『うっす』
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「どうやってその怪我でここまで来たんだい？」
『……さ、さあ』
「…とにかく、美容院に行きんさい」
『はい……』
一瞬、頭の中に爆豪がよぎる。
たしかに私はここまで自力では来ていない。
目覚めて近くにいたのは爆豪、ただ一人だ。
……えっ、もしかしなくても爆豪が？私を？ここまで？持っていったってこと？？？？？
少女漫画のような脳に思わず、顔がじわじわと赤く染まっていく。
『…ほんと、どうやって来たんだろ』
「さあね。とりあえず美容院の方呼んだからここで待つんだよ。いいね？」
『はい……』
「すまないけど職員室に戻る。安静にしてんといかんよ」と言って保健室から去るリカバリーガール。
そして一人になった私は、また頭の中で爆豪がくるくると駆け回っていた。
『(いやいやいやいやあの爆豪が？確かに人を助ける、という志は見えてきてるけどこれはまた違うでしょ？え？何ほんとに私の事好きなの？)』
うあああああ…と小さく唸り、頭を抱える。
ドキドキと煩い心臓と赤い頬、さらにはじんわりと汗すらかいていた。
…ふと、私は思った。
『…な、なんで私がこんなドキドキしてんの？』
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とうふ - すごく読みやすかったし長すぎなくて、超面白かったです！こういう感じ好きなのでありがたいです…)^o^( (2019年8月6日 9時) (
レス) id: 7295f19896 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - ももさん» わはー！！ありがとうございます…！！！ (2019年8月3日 17時) (レス) id: 306b8f1b2a (このIDを非表示/違反報告)
もも - 完結おめでとうございます！可愛いかったです！！ (2019年8月3日 17時) (レス) id: dbdf35de30 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - cihharuさん» ありがとうございます！ (2019年8月2日 10時) (レス) id: 306b8f1b2a (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - ねーとさん» ありがとうございます！ (2019年8月2日 10時) (レス) id: 306b8f1b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：環 | 作成日時：2019年7月30日 21時
