エイトさんの体調不良part25

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横山side




「ヒナ、そろそろ布団入った方がええんやない？身体、しんどいんやろ？」


「…しんどい…けど、ヨコがええの……」


「俺は、早よヒナに楽になって欲しいんやけどなぁ…」



しんどいから横になりたいってトイレから戻ってきたはずなのに、布団嫌やぁ言うて、ソファで俺の肩に顔埋めてるヒナ。


できることならちゃんと布団で寝て、少しでも熱下げて欲しいんやけど…





「…ん！？ヒナ？どうした？」


「……んｯｯ……おえぇっ…ｹﾞﾎﾞｯ…ﾊｧｯﾊｧｯ…」


「あ、ちょ！マル、洗面器取って！」


「…ぅぅっ…ぅぇっ…ｹﾎｯｹﾎｯ…ﾊｧｯ…ご、めんなさいｯ……おぇｯ…ﾊｧｯ…ﾋｯｸｯ…」


「ん、大丈夫やで。俺が気づくの遅かったわ。まだ吐きそうやったら我慢しなくてええからな。」



急に顔上げたから何事かと思ったら、勢いよく吐いてもうて。


俺にもがっつりかかってもうたけど、今はそんなんどうでもええわ。



まずはヒナを落ち着かせなあかんと思って、何度も波打つ背中を摩ってやって、焦らずに済むように声もたくさんかけて。


やっと吐き気が治まった頃には、今まで以上にぐったりのヒナ。



服が濡れてると身体冷えて更に熱上がりそうやし、そろそろ、着替えさせた方がええな。



「すばる、ヒナ着替えさせたいんやけど、俺の部屋からテキトーに洋服持ってきてくれへん？」


「あぁ、おん…いや、ヒナの着替え、俺とマルでやっとくから、ヨコも着替えて来い。」


「…おん、わかった。ヒナ、ちょっと着替えだけしてくるな。俺いなくなるけど、すばるもマルもおるからな。」



それもそうか。


ヒナのことばっかり考えとったけど、俺もびちゃびちゃなんやった。


なんか、こういう時ってどうしても、俺が傍にいてあげないとって思ってまうんよなぁ…




…実際、こうなった時のヒナは周りに誰がおっても俺にばっかり甘えてくれるんやけど。




…そして、それがちょっと嬉しかったりもするんやけどな。




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気がついたら、part3の星の色が赤くなっておりました！！！


皆様、ありがとうございます(TT)


(ちなみに、part10もあと少しでございます|´-`)ﾁﾗｯ)



これからも、よろしくお願いします。

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