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横山side
どっくんが具合悪いってわかってから、ちょっとバタバタしつつも看病の準備を整えた俺ら。
体温計とか、あるかわからへんけどとりあえず探してみようと思って家中探したら、タンスの奥の奥から埃かぶった救急箱が見つかって、その中に入っとった。
その中から体温計出して熱測る間に濡れタオル作っておでこに乗せたって。
寒がってはいないから、今より熱上がることはなさそうやな。
けど、体温計見たら39℃って示されとって、これは相当しんどいやつやわ…
しかも、俺たちが起こしてもうたせいで、頭痛くて寝られへんらしいねん。
身体しんどいのに寝られへんって、ほんまにしんどいんよな…
あぁ、なんでもっと早く気がつけなかったんやろ…
なんて、1人で自己嫌悪に陥ってたら、
「亮、大丈夫やで。ゆっくりでええからな。焦るとしんどくなるから、な?」
「…んッッ……ぅっ…ハァッハァッ…ぅぇっ…グスッッ……ヒックッ…ハァッッ……んんっ……」
「よしよし、俺に合わせて大きく息するんやで。」
…あー、吐き気も酷くなってきてもうたか…
これ、ちょっと落ち着いたタイミングで病院連れてかないと流石にあかんな。
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るー∞(プロフ) - 更新待ってます! (2019年3月21日 11時) (レス) id: 91622ef3ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆ ず そ ー だ(プロフ) - 頑張ってください! (2018年8月31日 0時) (レス) id: e209db4987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:理系女子♪ | 作成日時:2018年8月29日 20時