無個性のフリをした自分が馬鹿だった【ヒロアカ】

28話 ページ29

電車に揺られトガちゃんの家の近くの駅に着いた

そこから、歩いて行く

？「少々手荒な真似をして申し訳ございませんが、貴方に用があります」

と、いきなり目の前に黒いモヤの人が現れ

その人の個性だろうか

黒のモヤに包まれ視界が晴れたと思ったら見知らぬBARだった

そこには、顔に手をつけてる男の人

顔がツギハギになっている黒髪の男の人

さっきここに連れてきたモヤの人

さらに

『トガちゃん！？』

トガ「あ！Aちゃん！」

トガちゃんが抱きついてくる

？「お前ら知り合いか？」

トガ「そうです！Aちゃんとはお友達で、今日から一緒に暮らすのです！弔くん！」

弔「そうか…またうるさくなるな…お前、Aだったな」

なんだか、居心地が良さそう

『はい。ところで私に用があると聞いたんですが…』

弔「単刀直入で言う。ヴィラン連合に入れ。お前の友達のトガヒミコもいるぞ？」

ヴィラン連合…何をする集団なんだろう

『ヴィラン連合とは…何をする集団ですか？』

と言うと弔さんはニヤｯと笑う

弔「そうだなぁ…簡単に言うとヒーロー社会をぶっ壊す集団だ。ここには色んな思いの奴らがいる」

トガ「今の社会生きにくいです！とても！だからここにいます！」

トガちゃんはニコニコと笑いながら言う

弔「トガヒミコからお前の過去と今の状況は聞いた上でお前の意志を聞こう」

意志ね

それに過去を知ってると話やすい

『今の世の中ヒーローは自分の個性を見せつけるために個性を使う。だったら個性お披露目大会すればいいのにって思う。ヒーローは公に出たヴィランを倒し日常に潜むヴィランを倒してくれない。ただ、自分の名誉、金、地位のためをやってる。実際私はヒーローに助けを求めたことがあったけど、「可哀想に、辛いね」って言うだけで何もしてくれなかった。…こんな世の中クソすぎる。どうして、個性を持ってるだけで偉そうにするのだろうと疑問が浮かんだ。』

？「…なんで雄英に行ったんだ？」

とツギハギの人が言う

『私が日常に潜むヴィランを叩き潰す。たとえ子供だろうがね。私は無個性の人達を守るため、日常に潜むヴィランを倒すためだけに個性を使うと思って雄英に行ったんだ』

弔「要は名誉、地位ばかり求めるヒーローが憎いってことだな？だから、そいつらのようなヒーローにはなりたくない、と。」

『はい。…でも』

黒霧「でも？」

『最近はよく分からなくなってきた。』

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