飯田ルート13 ページ30
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目が覚めると太陽は真上に上がっていた
昼くらいかな…
体が重いしお腹と両腕が痛い
起き上がろうと手を着いたけど
滑ったのかベッドから落ちた
点滴や機材が倒れたりズレる音が病室に響いた
起き上がろうと手をついた
それでもまた転んでしまった
『......あ、あぁ...そっか...そうだった』
腕、もうないんだ
そうだ、2代目はどうなったんだろう
皆は無事だろうか
不安と焦りがひしひしと募る
無駄に静かな病室で更に募る
ベッドに戻ろうと足に力を入れて立とうにも
寝起きのせいで立ち上がらなかった
ガラッ
「おや！？お目覚めですか！！」
『……え？えっと…？』
誰だっけ……
目の前にいる女の子は同い年くらいで
顔に黒いすすの様な汚れが着いている
特長的なメガネにピンク色の髪
『……あ、もしかしてサポート科の』
発目「そうです！サポート科の発目明です！いごお見知りおきを！」
発目さんは歯を見せ笑った
その後すぐに荷物を机の上に置いて
何やらゴソゴソと手を動かしている
『私起きたばかりで聞きたいんだけれども…』
発目「今の状況ですか？知りません！！」
『え』
発目「工房に引きこもってまして！なにやら騒動があったくらいしか聞いてませんので！」
彼女は今回の任務に全く興味のなさそうに明るくハツラツと話した
呆気に取られていると「腕を出せ」と言われた
発目「どっかわいいベイビーです！医療系ベイビーは初なんですがどうです！？」
両腕に義手を付けてすぐにワクワクした顔で感想を待つ
『痛くはないよ…うん、なんだろう…慣れない感覚だけど生活には支障出ないと思う...』
発目「おおー！！よかった！！実はそのベイビー、ドリルになったり剣のようになったりできる仕様付きなんです！」
『医療系とは…？？もはや武器...』
発目さんは「ヒーローのサポートアイテムを作りすぎて癖になった」と笑った
すると外からバタバタと走る音が聞こえた
10秒も待たない内にお医者さんと看護師さんが走って来た
発目さんは看護師さんに怒られていた
検査が終わり30分くらいだろうか
同期の皆、真菰ちゃん、錆兎さん鱗滝さんが
病室の方に来た
ただ、義勇さんの姿はなかった
皆は私が目覚めて義手をつけていることに驚いていた
今どう言った状況なのかを聞いた
二代目は無事に滅することができ
愈史郎さん以外の鬼がいないことを確認でき
今は街の復興をしているそうだ
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珠羅(プロフ) - cosmoさん» 指摘ありがとうございます！自分のミスに腹抱えて笑いましたw引き継ぎよろしくお願いします！ (2021年12月23日 1時) (
レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
cosmo - おっと、伊地知が出たぞ、、、w (2021年12月22日 22時) (レス) @page22 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
逸希(いつき)(プロフ) - コメント失礼します！とても楽しく読ませていただきました！飯田くんルートも楽しみに待ってます！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: b0d746d6cf (このIDを非表示/違反報告)
ニャー(プロフ) - コメント失礼します!!飯田くん最推しなのでぜひとも飯田くんルートを作って欲しいです!!! (2021年7月28日 20時) (レス) id: aa6e567e8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2021年6月15日 15時
