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『何?』
鷹見「今回の休演について。単刀直入に言うと貴女が原因なんじゃない?」
今現在、店にいるという状況を利用して殺されないやり方で話しかけてきた
それにこいつは裏でかなり動いている
私の事も知っている
『理由は?』
鷹見「それは貴女が1番わかってるでしょう......狙いはなんだ」
笑顔からキッと睨みつける目付きになった
鷹見「もし彼女が狙いなら」
『その逆だよ。私は総長代理に歯向かっている』
鷹見「なぜ?そんな事をする意味なんて」
『あるよ。早希の身に危険は少しだけど減る。そして総長代理を潰せる準備もできる』
幹部になれば知りたいことをある程度すぐに知れた
それを利用して警察に突き出すか稀咲を殺すか、だ
『君達の商売を邪魔して悪いけど、なんでも代償は付き物。少しだけ大目に見てくれないかな』
鷹見「分かりましたが、俺も直ぐに貴女を警察に突き出すことは可能だと言うのを忘れないよう、お願いしますね」
出したっても構わないのにな
『好きにしなよ』
鷹見「...あはは!本当に銀星と姉弟?こんなに肝が据わってて冷静にいられるなんて本当に似てなさすぎる」
『...私には家族も姉弟なんて居ないし、怪しむくらいなら警察に言えばよかったのに』
本当にどうでもいい
寧ろ、この世で1番憎い存在だ
鷹見と話し終えたらその銀星が目の前を歩いて来た
私に話しかけようとする姿が見え近づいて来たが無視して事務室の方へ入る
ソファーに早希は怯えたような顔をしていた
その隣にギィがいる
ギィ「彼女に近寄らないで。貴女は危険だ」
『ギィ、アンタに用はない。私がこの子に手を出すこともないし、もしアンタが私に手を出しても負けるのは分かるでしょ』
私はギィを押しのけて早希の前にあるソファーに座った
『怖いことを思い出させるけど、いい?早希を守るためだから』
早希「Aさん...」
早希は私の質問にゆっくり答えた
この子は昔の記憶が無いようで
それに関係がありそうなことがあると目眩や体調不良を起こす
慎重に話してるがギィはそれでも警戒を解くことは無かった
質問を終え
スターレスでの業務を終わらせる
とりあえず、早希の質問でわかったことは
このこの生活圏内にも稀咲の兵隊が足を運んでいること
この店の周りも、関係のある所にもだ
もしかすると近いうちにスターレスも巻き込まれるな...
急いで次の手を出しておかないと...
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珠羅(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!制作中ですので、しばしお待ちください! (2022年5月16日 20時) (レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2022年5月15日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年5月12日 0時