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小学校最後の夏休み
私は相変わらずマイキーんとこの道場で空手の稽古をして
皆と遊んで、遊びまくって
たまに勉強会をした
そんな夏休み中盤
場地の家に来た
場地に夏休みの宿題を手伝って欲しいと頼まれた
場地は馬鹿だから仕方がない
場地「あ"ー！！わかんねぇ！！」
『答え見ちゃえば？解説あったよ』
場地「カイセツ？」
『答えを出すための説明』
場地「お、なるほど」
『で、この工作はこんな感じでいい？』
場地の工作は「バイクに乗る猫」らしい
バイクの方は場地が作るようで
私は猫を任された
バイクだけで十分だと思うけどなぁ
場地「ブスな猫になった...ひでぇ」
『頑張って作ったんだからさぁ。そんなに落ち込まれても...色塗ってないから、水で何とかしたらいける...』
場地「もう少しこいつみてぇに可愛くしろ」
『しろ、じゃないでしょーが。頑張るけど』
黙々とお互い作業を進める
生活音や外からの音が鮮明に聞こえる
私はふと思った
『ねぇ場地』
場地「んだよ」
『なんで羽宮と仲良くしてくれって頼んだの？』
場地「何となく」
『ふーん』
やっぱ変だ
いや、何考えてるのかよく分からないのはいつもだからそれかも
場地「なんだよ」
『別に』
場地「......一虎は意外と頭いいし、なんつーか、何とかしてくれれるんじゃねーかって。あとどことなくお前と似てるっつーか…」
気まずそうに頭を掻き、目を逸らしながらそう言う
初めて場地の考えを聞けた
びっくりだ
『場地の思惑を自分からそこまで話すの珍しいね』
場地「またムジィこと言うなよ。カンシャしろよ、カンシャ」
『してるよ感謝。ありがとね』
場地「...おう。なんか今日お前素直すぎる。キモイ」
ビシッと持っていた鉛筆の先を私に向けた
『ひど。いつも素直だよ私。お礼となんだけどさ、場地のしようと考えたこととかで協力できることがあれば言ってよ。力になるから』
場地「何でも？」
『犯罪でなければなんでも。場地に従うよ』
場地「あー...考えとく」
"場地の力になる"
そう考えたのはあの未来に関してまとめたあのノートだ
...あやふやで確信が持てないけれど
その中に場地の名前があったから
確かハロウィン
原因は私達を裏切り他チームに行ってしまう
それで殺された...んだっけな
詳しく書いてなかったし…
あのノート自体も最後の方に行くにつれて
名前はわかるのに
何があったのかはあやふやだった
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珠羅(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます！制作中ですので、しばしお待ちください！ (2022年5月16日 20時) (
レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2022年5月15日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2022年5月12日 0時
