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マイキー「仲良くするのはいーけど、俺が連れてきたんだケド。俺の方が先に友達になったし。椿、紹介したい奴ってのはこいつ」
ぶー、と拗ねた顔をするマイキーが場地の隣に立った
場地「え、もしかしてこいつお前と同じクラスなのか？」
マイキー「うん」
『............ということは同じ学校...？』
マイキー「え。うん、そうだけど、会ったことない？」
驚きつつ頷くとマイキーは爆笑しはじめる
まさか場地とも同じ学校だったとは...
マイキー「なら、明後日から楽しみだなー！」
場地「パシリに使ってやんよ。なんせお前は子分なんだからよ」
マイキー「ひでぇ奴だなぁ」
『友達の方がいい』
マイキー「ほらー！」
場地「ちぇー。まーいいや」
2人は笑い合った
ずっとこのまま笑い合えたらな
切実そう思った
休憩は終わり
続きを始め
大人達が来て
少し体験してみよう、という事になった
マイキーは別のところでやってた
この頃から本当に強かった
同学年でも上級生でも有り得ないくらいのレベルだった
「よーし、このミットを好きなように殴ってみな！」
言われた通りに好きなように殴った
久しぶりに思いっきりやれて
スカッとした
稽古が終わり
私は佐野先生に呼ばれた
2人は近くの公園で待ってると言った
万作「どうだったかい？」
『やってみたいです』
万作「なら、親御さんに許可を貰ってきなさい」
やっぱり保護者の許可ないとダメだよなぁ
許可貰うために話すとなると
父親にとっていいサンドバッグが凶器になる
はい、なんてもらえない
黙っていると
万作「...こんなこと聞いちゃ失礼かと思うが、家でどんな風か聞かせてもらえるかい？」
『...お母さんは昔家を出て行って、お父さんと2人暮らしで、私はご飯以外の家の仕事をしています』
万作「お父さんとは会話するかい？」
『......仕事で疲れてるみたいであまり』
万作「怒られることは」
『頑張っているんですけどいつも怒られます』
何となく虐 待されてることを聞き出していると感じた
万作「ありがとうな。言いづらかったろ。君は特別に許可しよう。何も気にしなくても平気だからな」
私は道場に入ることを許可された
正直ほっとした
佐野先生はほんのこの短い時間で何を感じたの分からない
万作「話は終わりじゃ。万次郎達と遊んで来い！」
『ありがとうございます！よろしくお願いします！』
今できる最大限の感謝を伝えた
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珠羅(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます！制作中ですので、しばしお待ちください！ (2022年5月16日 20時) (
レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2022年5月15日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2022年5月12日 0時
