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雄英高校生活最終日
今日の放課後
日用品の買い物という名目で出かける
もちろん1人
外出届けは出したが誰にも言っていない
出かける時に言えばいいや
朝のHR
相澤先生は1年のインターンについて教師陣ほとんどが「やめておけ」という反対意見が多かったと話した
けど
インターン受け入れの実績の多い事務所に限り許可するという結論になった
そっか
インターンしていればどこかで会えるかもね…
さてと、人生最後の授業だ
柄ではないけど
めいいっぱい楽しもう
午前の授業はいつも通り普通だ
皆は輝かしく時には針山を歩くような事のある世界
ヒーロー社会
人間社会で
私はこれから
多くの命を絶やしていく
ヴィランよりも恐れられ、忌み嫌われている
喰種として生きていく
芦戸「かーねき！」
葉隠「一緒にご飯食べよ！」
この2人には感謝だ
少しは過去を語っても良さそうだ
どうせ今日死ぬんだ
『…行こう』
芦・葉「「やったー！！」」
相変わらず元気な人達だ
昼食を食べ終わった頃
『…少し過去の話をしてもいい？』
芦戸「どうしたの？いきなり…いいよ」
葉隠「…うん」
彼女達は真剣な眼差しで私を見る
私は両親がいないこと
伯母から虐待を受けていたこと
兄さんのこと
そして兄さんが居なくなった経緯
以前は皆の前では、簡単に話しただけだったから
詳しく話した
2人は静かに涙を零していた
さっきまで元気だったのに泣いていることに正直驚いた
そんな彼女達に
なんで泣くのと聞いた
芦戸「だって…だってぇぇ！！」
葉隠「…お兄さん、絶ッ対に見つけようねっ！私、協力するっ！！」
…いい人達だな
こんな人に会えてよかったよ
『ありがとう』
教室に戻る時
轟「ちょっとAを借りるぞ」
芦戸「いってらっしゃい！」
葉隠「仲良くね！」
そう背中をグイグイ押された
轟くんに腕を引っ張られ歩いて行く
人気のない階段の踊り場で
轟「…なぁ、何か隠してないか？」
唐突に質問をしてきた
『隠し事？』
轟「最近、目を合わせてくれないし…この前だって何も言わずに出かけた…なぁ、本当に隠していることなんて、無ぇよな」
『もし、あるって言ったら？』
…嫌われるチャンスだ
轟「…」
『…...別れようか』
轟「…っ！？」
『愛想のない彼女にどうしてそんなに尽くすの？疲れないの？余分な心ぱ───』
パシン
乾いた音が響いた
少し頬がヒリヒリする
轟くんは俯いてわなわなと震えているようだ
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(´???｀) ぬん(プロフ) - 轟くんﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ!!!いつですがァァァァ…トドくんとの再開は...いつですかァァァァ.....←うるさい (2020年1月24日 20時) (
レス) id: 3a7d3d0190 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇしゃ - いつも密かながらに更新楽しみにしています！続きが凄く気になります！ (2020年1月7日 22時) (レス) id: 8af3ad812f (このIDを非表示/違反報告)
(´???｀) ぬん(プロフ) - コメント失礼いたします！轟君との絡みがぁ欲しい...ﾊﾞﾀ←轟君不足 (2019年12月27日 8時) (レス) id: 3a7d3d0190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2019年11月27日 13時
