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そんな辛い中でも、暖かさに包まれた生活が続いた。






_____ある日


ひょっこりといつものように現れた春彦。
暗い部屋でポツンと居る私を見つけると、にしっと笑い、小さく手を振った



A「また抜け出してきたんですか?」


呆れたように言う
でも、内心は嬉しかったりするのだ




春彦「あー…えーと、まぁそんなとこ。」




なんだか…春彦の言動がよそよそしい。


いつもなら、堂々とサボってくるのに。




A「…何かあったんですか」


春彦「あっいや!そんな事ではあらへんのやけど、Aに伝えよう思っての」


A「伝える?」


春彦「そう!A最近、自分の親に会うてへんやろ?
だから、実家に顔だしてきたらどうやろ」





ニコッと笑う春彦。

なんだ、いつもの春彦だ






春彦「俺の親にも、もう話し付けてんねん。ゆっくりして来や」


A「わざわざ、ありがとうございます」







母と父に伝えたい

嫁ぎ先の方は、とっても優しい人で、いつも私に良くしてくれるんだって

初めは心配な事だらけだったけど、案外よくやっていけるものだよって




____________





母「…A!お帰りなさい!」


父「おぉよく帰ってきたな!」


A「父上、母上、ただいま戻りました」







父や母は、私が月彦のことを話すととても嬉しそうな表情を見せた
「幸せそうでよかった」と。


花京院の為に、娘を売るような行為をしたことに罪悪感を覚えていたのだろう





会話が弾んでいた



小鳥がさえずる









その時









__________シュンッ









母「あっ………………」







バタン









母が倒れた

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斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2015年3月16日 8時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そんな言われると泣いちゃうんですけど…?((今日、更新しようと思っているので、また見てくださいね! (2015年3月16日 7時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あなたのような作品書きたいです。大好きです。感謝です。 (2015年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 春彦いいやつですね本当。毎回応援ありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 夜神さん» そこは、永遠の18歳ということで←ババくせぇ。いつもみていただいてありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドラごん | 作成日時:2014年7月20日 15時

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