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町人の声が聞こえる
京ほどの騒がしさではないが
とても心地良い
こんな風に、人の騒がしさを心地良く感じたのは
とても久しぶりかもしれない
最近では接客の店でも働くようになり、前よりも高収入になるようになった
あいつらに送る物も上等なものが増えていった
「いらっしゃいませ」
笑顔(多分)で客を迎える
まだ笑顔は上手くできず苦手だが、一応頑張っている
「お嬢ちゃん、俺と…ひっく遊ばねぇか？…ヒヒ」
客は酒臭い男だった
足取りがおぼつかず、真っ赤な顔をしてろれつがまわっていない。
「……あの、大丈夫ですか？」
一度は一歩引いた僕だったが、
客はほっておけない、
と思い男に近寄った
「ヒック…へへ。」
フラ…と、地面に倒れこむ男。
大丈夫か。
「あの、外に出ては？」
男を覗き込んだその時、
僕の腕をパシッと掴み、男は自身の方僕を寄せた
「高く買うぞぉ…ヒッ…」
耳元で囁かれる
気持ちが悪い。
寒気して、鳥肌が立った
「他のお客様の迷惑になるので、外に出ていただけませんか？」
笑顔で対応。
商売の結束。
そう自分に言い聞かせた
「なんだ！！俺が迷惑だっていうのか！あぁん？」
顔をさらに真っ赤にさせて僕の胸ぐらをつかむ男。
この男は結構身長が高いようで、胸ぐらを掴まれると少し足が浮く。
「…やめてください。」
笑顔で接していた僕だったが、そろそろコイツに嫌気がさしてきた
「おらぁてめぇえ！！調子乗ってんじゃねぇよ女の癖に！」
調子乗ってるのはどっちだ。
と、言っている暇もなさそうだ
そろそろこの男の怒りがピークらしい。
「文句ありそうな目ェしやがってぇええ！！」
散々怒鳴り散らした後、拳を振り上げた男
一部の客からは悲鳴が聞こえる
僕はギュッと目をつぶった
そのとき
「貴様、何をしている。」
ゆっくり、深く深くに響くような声。
その声の主が男に近寄る
「あぁ！？うがっ………」
一瞬のことだった
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2015年3月16日 8時) (携帯から) (
レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そんな言われると泣いちゃうんですけど…？((今日、更新しようと思っているので、また見てくださいね！ (2015年3月16日 7時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あなたのような作品書きたいです。大好きです。感謝です。 (2015年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 春彦いいやつですね本当。毎回応援ありがとうございます！ (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 夜神さん» そこは、永遠の18歳ということで←ババくせぇ。いつもみていただいてありがとうございます！ (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドラごん | 作成日時：2014年7月20日 15時
