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夕陽の光に照らされる。
自分からよく伸びた影を見つめながら歩く。
京都っていっても、狭いわけでもないし大丈夫だよな。
あいつらに、鉢合わせしないよな。
そうだ、鉢合わせしないように都のど真ん中には通らないでおこう。
山の裾を沿うように歩こう。
「はぁ…」
いくら歩くのが得意な私でも、朝からずっと歩いてたし、正直なところ疲れた。
そろそろ宿探しでもするか…。
街道の近くには宿場があるはず。
その辺ぶらついて、早い所休もう。
____
宿場に入る。
京都まで、一日中歩くペースだと3日で着くだろう
うぅ、
明日は筋肉痛か
「ごめんくだ………ぁ?」
「なんだ。見惚れているのか?」
腕を組んだ金髪野郎
私の手にかけようとした扉に寄りかかる金髪野郎
「見惚れてねぇよ」
「ふん。随分と大口を叩くようになったな」
知るか
「皆、お前がいつ戻ってくるのか待っているぞ」
「何のことだ」
私にはもう関係がない事だ
前に立っている金髪を無視して、前に進もうとする
「待て」
「嫌だ」
前を塞がれる
「貴様は狙われている。」
狙われている?
あぁ。
南雲の事か
奴をキッと睨みつけて戸に手をかける
「だから?どけ。邪魔だ」
その時、
奴の腕が私を壁に追い込む
「うッ!__わ!」
「聞けと言っているのがわからないのか?」
「近い!!」
奴の胸やら肩やらを押してみるが、ビクともしない
「狙われているのに一人旅か」
「離れろ」
「明日は俺について来い」
「あ?」
だんだんと顔が近づいてくる
「ついて来い。分かったか?」
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2015年3月16日 8時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そんな言われると泣いちゃうんですけど…?((今日、更新しようと思っているので、また見てくださいね! (2015年3月16日 7時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あなたのような作品書きたいです。大好きです。感謝です。 (2015年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 春彦いいやつですね本当。毎回応援ありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 夜神さん» そこは、永遠の18歳ということで←ババくせぇ。いつもみていただいてありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2014年7月20日 15時