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山崎の知らせがあったため、屯所に急ぎ足で帰ってくると
離せ!という女のものらしき声が聞こえた
それと同時に強くダンッと踏み込む音、
バリッと何かが裂ける音がした
藤堂「おっ、おい!」
原田「おい!怪我してんだから手当しろ!」
焦り、大声をあげる藤堂と原田の声。そんな声が俺の足を再び急がせる
藤堂「聞いてんのか!おい!」
藤堂が広間から勢いよく飛び出してきた。
藤堂は“そいつ”を逃がすかとばかりに、行く道を阻む
土方「おい藤堂!」
藤堂「あっ、土方さ…ってあぁあ!!」
藤堂が俺に振り返ると、その隙を狙いそいつは藤堂の腕をすり抜ける
おま、何やってんだよ!
そいつは、そのまま転びそうになりながらもロクに前も見ずに走り抜けようとする。
そして思った通りに、ふらっとしながら俺にぶつかってきた。
勢いよく飛び出してきたそいつは化け物と言われる以前に、完全な女のようで
だが、夜の為顔や容態は詳しく見えない
土方「おい、
逃げようとは随分といい度胸してるな」
「………」
土方「っ、お、おい!」
女は俺の顔を見もせずに、その場に倒れこんでしまった
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ドラごん(プロフ) - 黒月桜さん» あ、第二章続きますよ^_^ (2014年7月23日 22時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
黒月桜(プロフ) - か....完結!? (2014年7月23日 20時) (レス) id: 18c213da58 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい凄く楽しみです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 今頑張って書いていますので少々お待ちを!Σd(゚∀゚。) (2014年7月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい。第二章読みたいです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月21日 1時