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空はまだ薄暗い
「……ん…?…」
気がついたら腕を組んだまま寝ていた
やばい、見張りの途中だった。でもまだ暗いから、そんなに長くは居眠りしていないはずだ。
そう思いながら、そいつが寝ているはずの布団に目をやる
…あれ?
そこに寝ているそいつもいなければ、寝た痕跡もないくらいに綺麗に畳まれた布団。
綺麗に畳まれた布団…
綺麗に畳まれた布団!!?
嘘だろ。
サァァっと血の気が引いていく
寝ぼけていて働く事を知らない脳に、サイレンが鳴りまくる
あぁ土方さんに殺される。
皆今までありがとう。
色々あったけど俺幸せだったよ。
夢の世界から一気に現実に連れ戻されてからすぐの体は、あまり瞬時に動かない
フラフラと足元をフラつかせ、立ち上がり、勢いに任せてガラッと障子を横にスライドさせる
もう笑う事しか出来ない口元と、あははと涙目に笑う瞳を表情に残したまま、俺はその部屋から一歩足を踏み出した
_____*_____
僕を見張りしているはずの少年は、全く起きようとしない。いや、起きようとする素振りさえも見せない。
「…くかーーー…」
普通、捉えられたならば、誰もがここで逃げようと思うだろう
捉えられた者は見張りの隙をついて逃げ出すもの
ましてや見張りが1人で居眠りをしているなどという事は、絶好のチャンスなのだ
けれども僕は逃げない。
逃げ出さない。
これはあくまで僕の考えにすぎないが、逃げ出してもまた追われるだけ
僕の場合、新しい敵を次々と作ってしまうのだから、それだったら逃げない方が都合が良い
「…へへ…っ……」
少年、涎が垂れておるぞ
無表情で少年を見る
無表情過ぎて「氷で出来ているようだ」などと言われた事もあった
あぁ、もう考えるのはやめよう
良い事がない
考えるのをやめても、良い事は無いのだけど
布団を綺麗に畳み終えると、スッと障子を開ける
部屋から足を踏み出すと、月明かりが僕を照らしていた
**********
久しぶりの更新です本当にごめんなさい。痛い痛い。蹴らないで。
|壁|’Д’lll)ァ゛。。ゴメンナサィ・・。
中間テストがありまして。
と言うかまだやってないんですけど、その間の勉強習慣みたいな
あ、そうですよね。言い訳なんかいりませんよね。って痛いってば痛い。蹴るな←
間が空いて、書き方が変わった気がします。
文章力降ってこい。
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ドラごん(プロフ) - 黒月桜さん» あ、第二章続きますよ^_^ (2014年7月23日 22時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
黒月桜(プロフ) - か....完結!? (2014年7月23日 20時) (レス) id: 18c213da58 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい凄く楽しみです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 今頑張って書いていますので少々お待ちを!Σd(゚∀゚。) (2014年7月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい。第二章読みたいです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月21日 1時