60話 体育祭XV ページ15
スタートの合図が鳴った瞬間、焦凍兄はいきなり氷結をブッパしてきた。ギリギリ跳んで避けたが、間髪入れずにまた大氷壁。
術式を使わせないようにしてるのかな？ ふっふっふっ……甘いな。
「霜雪呪法 氷霧」
そう唱えると、私の両手から白く光る霧が出る。
「！？」
どんな体勢でも術式を発動出来るように鍛えてあるからね。ドヤ。
「この霧……氷か」
「正解です。あ、吸いこまない方が良いですよ。吸いこみ過ぎると体が内側から凍っていくので」
そう言うと、途端に息を止める焦凍兄。
うん。馬鹿なん？ 戦闘中に息止めるとかシンプルに馬鹿なん？ 凍る前に酸欠でぶっ倒れるぞ？ てか溶かせば良くね？？
最後の呟きには焦凍兄も気づいたようで、炎熱で溶かされた。ちぇー、せっかく出したのに。
あ、面白いもの見せてあげよ！
「霜雪呪法
名前を呼んで手を頭上に掲げる。瞬き一つの間に手のひらに収まったのは、真っ白な鞘に収まった日本刀。それを掴み、あえて殺気を出しながら焦凍兄の方に向かう。
当然気づかれ、炎がこっちに放たれる。容赦ねえな。
でも。
「なっ！」
次の瞬間、焦凍兄が、いや会場中が目を疑った。
彼が放った炎は時間を止めたように凍りついていたのだ。
向こうが止まっても関係無い。私は勝ちに行くだけだ。
振り上げた右手。吸い込まれるようにして焦凍兄の鳩尾に当たる。肺から空気が抜ける音が聞こえたと思ったら、次の瞬間彼の身体が吹っ飛んだ。呪力使ってないんだけどな。
そのまま場外まで吹っ飛ばされるかと思ったが、流石に持ちこたえた。
ま、こんなんで終わっても興醒めだけどね。
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作者です！
長らくお待たせして申し訳ございません……やっとテストが終わりました！
ん？ 点数はどうだったかって？
ボロクソに決まってるじゃないですか！
いやあ、私の学校の教師がことごとくバカでして。
なんと一日で5教科を終わらせるというバッカみたいな日程でして。
終わったのは5教科じゃなくて成績なんですけどね。ふざけんな。
Aちゃんみたいに教師に絞め技プレゼントできたら良かったんですけどね。
生憎作者は運動音痴なので教師にハゲろ〜と怨念を送ることしかできません。
なんか愚痴ばっか書いてすみません……
これからも、この作品をよろしくお願いします！
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yui(プロフ) - 第三弾はまだ作成中となっています。今日中にパスワード解除しますので、もうしばらくお待ちください。楽しみにしていただいてありがとうございます！！ (2023年2月5日 6時) (
レス) id: 8606fea28c (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - いつも楽しく見ています！失礼ですが第三弾パスワードはどうしたらわかりますか？ (2023年2月5日 0時) (レス) @page37 id: 8d3847b149 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - 初コメ失礼します。第三弾パスワードってどうしたらわかりますか？ (2023年2月4日 22時) (レス) @page37 id: 853b88f4af (このIDを非表示/違反報告)
猫狗 - yuiさん» 二リットル！？どうせなら二十リットル...((((相手にはできないのか...はっ、気づかれないようにザリガニでも忍ばせれば...(((((続き楽しみにしてます！ (2023年1月20日 21時) (レス) id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - 猫狗さん» ええ実行しましたよ２Lってところがポイントです(((((お相手にはできないんですねそれが･･････ 理由は次回の投稿で！！ (2023年1月19日 18時) (レス) id: eb54d0122a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2022年8月4日 18時
