瀕死？！ �� ページ42
シルク side
今日はアスレチック鬼ごっこだった
久しぶりだったからテンション上がって落ちないように気をつけなきゃって思ってた
モトキに追いかけられて捕まりそうになった時、新しい逃げ方を思いついた
数メートル離れた屋根に飛び移る
余裕だな…その考えが甘かった
昨日は雨が降っていて飛んだ先の鉄部分が濡れていた
そのことを忘れていてグリップの力を弱めてしまい、上手く握りしめることが出来ずに俺は落ちた
落ちていく数秒の間にAの顔が見えた
あぁ…また悲しませてしまうな…
その思いと共に俺は地面に叩きつけられ、体が火を噴くように熱くなる感覚を覚え意識を飛ばした
ふと気がつくと真っ暗な中に俺はいた
ここはどこだ…
歩き回っているとメンバーが撮影をしてるところが目の前に現れた
みんな楽しそうで俺の入る場所なんて無かった
それに背を向け歩き出すとAがいた
シルク「A！」
何度呼んでもAは振り向いてくれない
俺は歩き続けるのが辛くてそこに立ち止まってしまった
もう…疲れた…
その時だった
？「パパ…」
シルク「…誰…」
？「パパ！」
シルク「…もしかして…」
？「パパ、ママが泣いてるよ！ママの涙を拭いてあげれるのはパパの役目でしょ！」
シルク「Aが…泣いてる…」
俺の頭にAが「シルク…起きてよ…私を置いてかないで…」って言ってる映像が流れた
？「ほら、あの光に向かって走って？パパなら一瞬だよね？w」
その言葉を背に俺は真剣に走った
その光をくぐり抜けた時、目を覚ました
シルク「んっ…」
A「…シル…ク…？」
シルク「…お前は…泣き虫…だな…」
A「シルク！」
そう言ってAが俺に抱きついてきた
シルク「あんまり…強く抱きついたら…痛いよ…」
すぐにAはナースコールを押し、医者がやって来て峠を超えたことを知らされた
聞くところによると頭を強く打ち、2日目を覚まさなかったらしい
体の方は足の骨折だけですんだ
シルク「俺、赤ちゃんに助けられた」
A「どういうこと？」
シルク「真っ暗な中で彷徨ってた時、パパ！早く起きてママの涙を拭いてあげて！って言われたんだよねw」
A「…うそ…この子が…シルクを…」
シルク「さすが、俺らの子供だな」
A「パパを助けてくれてありがとうね…」
頭の中に「産まれてくるの待っててね！」という声が聞こえた気がした
- - - - -
あやかさん
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canty(プロフ) - あやさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますね！ (2018年11月15日 23時) (
レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 初めまして！いつも読んでいます！更新くるたびニヤニヤ止まりませんw いきなりリクエストで申し訳ございませんがユーフェスネタお願いします！東海オンエアのとしみつ君のソロに惚れちゃうヒロインを見てシルクが嫉妬してるお話お願いします！ (2018年11月15日 22時) (レス) id: 4e1499d401 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - るなしーさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきますね！ (2018年11月14日 20時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
るなしー(プロフ) - いつもステキなお話ありがとうございます。楽しく拝見しています！シルクくんが瀕死の状態になるお話がありましたが、次は逆に何らかの事故でヒロインちゃんが瀕死の状態になるお話が見たいです！お時間あったらで構いませんので是非宜しくお願い致します！ (2018年11月14日 0時) (レス) id: 6422eb9e46 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - らいとさん» そんなふうに言っていただけるなんてとても嬉しいです！リクエストもありがとうございました！ (2018年11月13日 23時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：canty | 作成日時：2018年10月22日 22時
