[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.10

ひっつき虫 ページ9

A side

なんなんだろ…この状況は…

A「ちょっとコンビニ行ってくるねー！」

シルク「俺も行く！」

ンダホ「え？シルク、さっきも行ったじゃんw」

シルク「買わなきゃいけねーもん忘れたからw」

モトキ「さっき、飲み物とか全部買ってたのに…」

A「え？w」

シルク「はいはい、A、行くよー！」

A「う、うん。行ってきまーす」

とか…

A「じゃあ今日は会議だから事務所行ってくるね！」

モトキ「気をつけてね！」

A「うん！」

ンダホ「あれ？シルクは？」

A「え？いないの？」

シルク「よし、準備出来た、行こっか！」

A「びっくりした…急に出てきたから…」

モトキ「今日は家で編集するって言ってなかった？」

シルク「あー…気分転換に事務所でやるわw」

A「私1人で行けるから大丈夫だよ？」

シルク「…俺が…大丈夫じゃねぇ…」

A「え？なんて言った？」

シルク「なーんもw はい、行きましょーw」

などなど…

なんていうか…ひっつき虫的な？w

どこに行くにもついてくる

なんか不安なことでもあるのか？と思って、家にいる時に観察してたんだけど…

そしてある日、私が高校の友達との飲み会に行った

友達「めっちゃ楽しかったねw」

友達「本当にw Aは忙しいから集まれないかなぁって思ってたんだけどねw」

A「ちゃんとスケジュール管理は出来てるので、早めに言っていただければ大丈夫ですw」

友達「うわw でたよ、マネージャーw」

そしてお店を出た時、

友達「あ、あれ？」

A「ん？どうしたの？」

友達「王子様がお待ちかねじゃんw」

A「王子様？」

目の前の木に凭れて携帯を弄ってる人がいた

A「え？！ シルク？」

シルク「おw おかえりw」

友達「うわー、迎えに来てくれてんじゃん！w」

A「ちょ、え？なんで？」

シルク「今日は誘っていただいたみたいでありがとうございました。またいつでも気分転換させてやってくださいw」

友達「いえいえ、こちらこそ楽しかったですw じゃあA、またね！」

A「う、うん」

今日しかないよね…ひっつき虫の理由を聞くの…

A「シルク…なんかあった？」

シルク「え？w」

A「みんなを騙せても私は無理だよ？何が不安？」

シルク「…笑うなよ？」

A「笑わない」

シルク「…Aが離れていく夢を見た」

A「…」

不覚にも可愛くてニヤニヤしそうになった出来事だったw
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まゆさん
リクエストありがとうございました！

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