[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.10

イチャイチャ ページ30

マサイ side

なぁ…お前ら…俺がいること忘れてないか？

シルク「Aは、こーこ！」

A「えー？w」

シルク「Aの座る場所はここ以外にありませーん」

A「あるよw」

シルク「…嫌なの？」

A「…嫌じゃない…」

シルク「…ぎゅー」

A「ふふw あ、また筋肉ついた？」

シルク「まぁなw」

今の体勢→Aをシルクが後ろからバックハグ、腕は胸のあたりで組んでる

…え、俺は何かの罰ゲーム受けてるのか？

A「この撮影楽しかったよねw」

シルク「ずっと笑ってたもんなw」

A「だって面白かったんだもんw」

シルク「俺は、笑ってるAの顔が可愛くてずっと見てた」

A「…も、もう…恥ずかしいじゃん…」

いや、今この状況を恥ずかしいと思えよ…

シルク「恥ずかしがってる顔も可愛い」

A「もうヤダ…見ちゃダメ…」

シルク「俺しか見てないんだからいいじゃん…」

俺が見えてないなら、お前らの目は節穴だろ

…え？本格的に俺は幽霊にでもなった？

A「ほ、ほら…早く編集始めなきゃ…」

シルク「始めたら何かご褒美くれる？」

ご褒美？！

編集したらご褒美貰えんのか？！

そんな制度聞いたことねーよ！

A「ご褒美…考えとく…」

は？じゃあ、俺もご褒美貰っていいのか？！

シルク「はい、やる気出たー！」

そんなのでやる気出すな！

お前はリーダーだろ！しっかりしろ！

…まぁ、編集始めたみたいだし、大人しく

シルク「Aのほっぺプニプニー」

A「そんな触ったら伸びちゃうよーw」

ならねぇ！！

おい！集中しろよ！

シルク「伸びたら俺が治してやるよ」

A「むぅ…それならいいよ…」

どうやって治すんだよ！！

治らねーよ！伸びたらそのままだよ！

そんな伸縮自在じゃねーわ！

そろそろ…イライラしてきた…

俺という存在はどこだよ！ここは俺の家だろ！

マサイ「おい」

シルク「どーしたー？」

…待て…

A「どうしたの？何か起こった？」

…お前ら…俺がここにいるの分かってるのにやってたのか？

マサイ「…お前ら、俺が見えるか？」

シルク「おう、見えるけど…何、霊なの？」

マサイ「いや、人間」

シルク「だよな…」

A「…熱ある？それなら私たち自分の部屋に…」

マサイ「いや、何でもない。編集続けてくれ…少し頭痛いから仮眠とるわ…」

シルク「りょーかーい」

まじでイチャイチャするなら自分の家に戻ってくれw
- - -
ひかりさん
リクエストありがとうございました！

飛んで火に入る夏の虫 作戦→←お前以外

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す