[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.10

習い事 ページ15

A side

陽菜「ママ！」

A「んー？どうしたの？」

陽菜「私も何か習い事したいっ！」

A「習い事？」

急にひなが習い事をしたいと言ってきた

ンダホ「ひなちゃんが習い事かぁ…何やりたいの？」

モトキ「ピアノとか？」

マサイ「A、字綺麗だし習字とか？」

シルク「習字やりたいって自分から言い出したら凄いわw」

何やりたいんだろ…

陽菜「あのね！ママと同じことがしたいの！」

A「同じこと？」

シルク「A、何習ってた？」

A「私がやってたのは…習字とか…ピアノは独学だし…」

ンダホ「え？！ Aちゃん、独学なの？！」

A「うんw 見よう見まねで何とか出来ちゃうんだよねw」

マサイ「やっぱり末恐ろしい…w」

モトキ「ひなちゃんのやりたいことってスポーツ？」

陽菜「ちょっと待ってて！」

そう言って陽菜は別の部屋に消えていった

シルク「スポーツ何かやってたか？」

A「え…水泳とか…バトミントンとか…」

シルク「あぁ、あのバトミントンw」

A「そうw あのバトミントンw」

ンダホ「え？何かあるの？」

シルク「いやぁ、俺が学生時代にAと会ってるんだわw しかも初恋w」

マサイ「やっばw」

そんな話をしてるとひなが戻ってきた

陽菜「これ！」

A「んー？…なんでこれ？！」

ひなが持ってきたのは私がバトミントンをやってる写真だった

シルク「あ？！」

陽菜「パパの本と本の間に挟まってて落ちたのを拾ったの！これ、ママでしょ？ママかっこいい！」

写真をよく見ると横のコートを使っていたバスケ部から撮られた角度だった

マサイ「いかにも盗撮みたいな写真だな」

モトキ「なんでこれをシルクが持ってんの？」

シルク「いや…その…」

ンダホ「もしかして…撮ったのシルク？w」

シルク「…だって初恋だったから…」

ンダホ「やばw めっちゃ健気w」

撮られてたことに全く気付かなかった…

陽菜「ねーねー！ひなもママと同じのやりたい！」

シルク「絶対に途中で投げ出したりしないか？」

陽菜「うん！」

シルク「面白くないとか言って辞めるとか無しだからな？」

陽菜「うん！辞めない！」

シルク「なら、いいよw 体を動かすことに悪いことなんてないしw」

A「ひながママと同じのやりたいって言ってくれて嬉しいなぁw」

陽菜「ひな、頑張る！」

娘の成長を感じた出来事でした…シルクの盗撮癖がバレましたがw
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まゆさん
リクエストありがとうございました！

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