旅の仲間 ページ9
シルク side
俺の気持ちは変わらない
誰に何を言われようと後ろ指さされようと、信じた道を行く
だから、俺はAと一緒に旅をすることを選んだ
朝早くにAは、この村を出ようとするだろうと思って待ち伏せしてると、やっぱりだ
シルク「お前1人で行かせるわけねぇだろw」
そう言って歩き始めた時、後ろから気配を感じた
シルク「?!」
A「シルクさん!」
剣を抜くも間に合いそうにない…
ヤバい!…そう思った時、俺と魔獣の間に入ってきて、盾で相手の攻撃を防ぎ、持っていた剣で斬った
シルク「おせーぞ、相棒」
マサイ「これでも急いだんだよ」
A「…マサイ…さん…」
そう、俺を守ったのはマサイ
マサイ「…昨日はあんなこと言って悪かった。俺もシルクと同じ思いだ。魔獣の根源を潰したい…親の仇をとりたい。そして俺も1歩進みたい。これが今、俺がやりたいことだ。」
シルク「ふはw やっと自分のやりたいことに気付いたかw」
マサイ「それに!こいつも心配だし?w」
シルク「…こいつって…俺か?w」
マサイ「お前以外に誰がいるんだよw 敵を見つけたらすぐに斬ろうとするし、今だって背後の存在に気付かなかったし?w 」
シルク「それは、マサイの方が敵を見つける能力が高いんだよ!w」
マサイ「じゃあ、やっぱり俺が必要じゃんw」
俺の無い力を、マサイがカバーしてくれる
やっぱりマサイは俺の相棒だな
A「お二人共…素敵ですね…」
シルク「え?w」
A「…あの…私をお二人の仲間にしてください…私も…あなたがたと一緒に旅をさせてください!」
俺とマサイは顔を合わせて笑った
シルク「何言ってんだよw もうAは俺らの仲間だw」
マサイ「頭下げるようなことじゃねーだろw」
A「…シルクさん…マサイさん…」
シルク「ほら、泣きそうな顔してんじゃねーよw 行くぞ!w」
A「…はい!」
3人揃って歩き出すと、村の出口に長老がいた
長老「行くんじゃな」
マサイ「はい」
シルク「俺たちがいなくなるけど、この村のことを頼む。絶対に根源を潰して帰ってくるから、それまで」
長老「心配するな。わしを誰だと思っとる」
シルク「ははw そうだなw」
長老「Aさん、この2人なら大丈夫。絶対に助けてくれる。信頼していいやつらじゃ。」
A「はい」
長老「辛くなったらいつでも帰ってきなさい。この村を故郷だと思っていい。」
A「ありがとうございます」
長老「あと…これを持っていきなさい」
A「…これは…」
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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時