作戦 ページ26
A side
A「ぺけたんさん…私たちに力を貸してください。あなたがいれば、あの女の人に勝てるかもしれない。」
ペケ「俺はもう…同じ過ちは…」
A「過ちなんかじゃない!あなたは人々を救ったんです!あなたがいなきゃ、市民のみなさんが生きることも、この街を復興させることも出来なかったんです!」
ペケ「…」
A「あなたはあの時と違うんです!過去を悔やむより、助けたことを誇りにもってください。」
戦っている方を見ると、みなさん疲れきっていた
…私が行かなきゃ…私の剣…力を貸して…
A「ぺけたんさんなら出来ます」
そう言って、私は女の人の背後に回り走った
大丈夫…私なら出来る
A「はぁぁ!」
剣がオレンジに光ったのを感じ、鞘から抜いて女の人に斬りかかった
女「くっ…」
A「まだまだ!」
その場からジャンプし、手数を増やし連撃を与えた
…よし…これでみなさんの体力は元に戻るはず
あとは致命傷を与えれば…?!
シルク「A!」
振り返って女の人を見ると魔獣を召喚させ、同時に私に向かって剣を振り下ろしていたところだった
…ダメだ…逃げれない…
連撃後は、私の力が追いついてないせいかすぐに動くことが出来ない
女「さようなら、Aちゃん。私を怒らせたのが間違いだったわね」
…神様、私はダメでも、みなさんを守って
そう思っていると、何かが私を包み込み、女の人と魔獣を吹き飛ばした
女「ぎゃぁぁ!」
ペケ「向かっていくなら、その後何が起こるか考えて動きなよ」
A「ぺけたんさん…」
ペケ「君に心を動かされたとかそんなんじゃないから勘違いしないでよ?俺はこの街を守りたい、人を守りたいだけ。2度もやられる訳にはいかないでしょ」
A「はい!」
ペケ「それと…君と話しておかなきゃいけないことがあるから死なれたら困る」
A「話したいこと?」
女「よくも…よくも!あぁぁぁぁ!」
女の人が今まで以上に魔獣を召喚してきた
シルク「多い…」
マサイ「これじゃ…」
賢者「人数が増えたとしても…」
モトキ「間に合わない…」
…大丈夫…私たちなら絶対にできる…
ペケ「そこの賢者、君なら高等魔法使えんだろ?」
賢者「…あぁ…でも防御か攻撃どちらかに特化してしまう…」
ペケ「なら、防御に特化してくれ。俺が攻撃する」
賢者「それでも、この多さは」
ペケ「俺なら出来る。今度こそ…全部守る」
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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時