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罪人 ページ13

シルク side

今…なんて言った?

A「お、王妃様ですか!?すみません、無礼がありましたらお許しください!」

王妃「そんな、無礼だなんて…あなた方は私を助けてくれた恩人です」

シルク「王妃…」

王妃「本当にありがとうございます。では、私はこれで」

そう言って王妃は、1人で街に戻ろうとする

シルク「1人で戻るんですか?」

王妃「えぇ。これから大事な会談がありますので」

A「私達も街に行くんです。宜しければ、王妃様をお城までお送りさせていただけませんか?」

王妃「え?」

マサイ「この都市に魔獣が多く現れていると聞きました。王妃様を1人で帰らせるわけにはいきません」

王妃「…とてもありがたいです。お願いしてもよろしいでしょうか?」

シルク「では、行きましょうか、王妃様」

俺たち3人は、お城まで王妃様を送って行った

幸い、魔獣が現れることも無かった

シルク「さぁ、これからどこに行くかだけど…」

A「お城までの道のりに、手がかりのような物はありませんでした…」

マサイ「だよな…」

王妃と別れ、道を歩いていると

マサイ「?!…シルク、危ない!」

マサイが叫び、咄嗟の判断で俺はしゃがんだ

?「ちっ…外したか…」

シルク「誰だ!」

?「罪人に名乗る筋合いはない。」

シルク「罪人?」

気付くと、兵に囲まれていた

マサイ「俺らが何した!」

?「お前らは、この都市の王妃を連れ去っただろ」

A「違います!王妃様は襲われていて!」

兵「モトキ様、こいつらで間違いありません。城の近くまで王妃と歩いていました」

この男…モトキって言うのか…

モトキ「やはりな。王妃を魔獣に襲わせるつもりだったか?」

A「そんなことするわけありません!」

モトキ「2度も同じ手に引っかかると思ったら間違いだ」

2度も?…ということは…前にも同じようなことが…

シルク「だいたい、なんで攫ったやつが、また城に戻ってくるんだよ、バカかよ」

マサイ「普通に考えたら分かることだろ」

モトキ「こいつらを捕らえよ」

俺とマサイは剣に手をかけた

Aも剣に手をかけようとしたが

モトキ「ここで変な行動をしない方が身のためだと思うが?」

モトキが持つ弓の先端がAの首を狙っていた

シルク「くそ…」

モトキ「こいつらを牢屋に入れておけ」

俺らは城の地下にある牢屋に入れられた

緊急事態→←王妃



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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時

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