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あの日の出会い ページ1

シルク side

あの夏は、昨日の事のように思い出せる

シルク「マサイ!そっちに行ったぞ!」

マサイ「OK!」

マサイが持つ盾で魔獣の突進を食い止め、怯んだところを俺がマサイの後ろから飛んで上から叩き斬る

これがいつもの俺達の一連の動き

マサイ「さっすが、シルク」

シルク「いや、お前もだろw」

マサイと俺は、同じ村で生まれ育った

生まれた時から、魔獣というものが街を徘徊し、畑などを荒らし、人を跡形もなく襲っていた

男子は魔獣から村を守るため、小さい頃から剣や盾、弓や魔法などを教わっている

俺らも例外ではない

因みに俺は剣のみ、マサイは盾と剣で戦う戦法だ

シルク「いやぁ、戦った後の川は超気持ちいいよなw」

マサイ「なんか、おっさんみたいw」

シルク「はぁ?w まだ俺、15だしw」

マサイ「ははw…魔獣、昔より多くなった気がしねぇか?」

シルク「俺らが10歳の時よりは増えたよな…」

マサイ「いつか、この村も魔獣だらけになるのかな…」

シルク「…何、変なこと考えてんだよw そうならないために俺らがいるんだろ?w」

マサイ「…そうだよなw」

シルク「いつか、魔獣の根源をとっ捕まえて消し去ってやる!w」

マサイ「おw シルクは言うことが違いますねーw」

シルク「何言ってんだよ、その時はお前も一緒にだからなw」

マサイ「え?俺も?w」

シルク「当たり前だろ、相棒w」

将来の話をしながら川で水浴びをしていると、こっちを見てる少女がいた

太陽に当たって白い肌が光って見える

シルク「…なぁ、マサイ…あれ」

マサイ「ん?…見たことない子だな…隣の村の子か?」

シルク「…君、誰?」

?「…私?」

マサイ「君しかいないよw」

?「…私の名前はA」

シルク「隣の村の子?」

A「分かんない…でも、お父さんに連れられて、ここに来たの」

マサイ「ってことは、遠くからか」

シルク「お父さんは?」

A「難しいお話してたから、抜け出して来ちゃったw」

Aは、イタズラっ子のような顔で笑った

シルク「じゃあ、俺らと遊ぼうぜw」

マサイ「え、女の子をずぶ濡れにする気?w」

シルク「あ…そっかw じゃあ…」

川で遊ぶのをやめようとした時、Aは走ってきてジャンプして川に入った

A「ふふw もう濡れちゃったw」

シルク「…最高だわw」

マサイ「本当になw」

これが俺達とAの出会い

あの夏、確実に俺達はAと出会い、思い出を作った

過去と現在→



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作品ジャンル:タレント
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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時

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