俺は何をしてたんだ ページ5
シルク side
シルク「正解は…Aさん!」
やっぱりみんな驚いた顔してるw そりゃそうか、知り合いの名前出るかと思ったら、俺らからしたら雲の上の存在の人だもんなw
ンダホ「Aさんって…あのAAさん?」
シルク「それ以外に、俺はAさんを知らねぇw」
ザカオ「え?!え?!」
シルク「慌てんなってw」
ザカオ「だって、あのAさんでしょ?!そんな人に…え?!」
マサイ「…いや…待って…」
シルク「どした?」
マサイ「Aさん、解散とかあってから連絡とれなくなってしまって、今どこにいるのかも分からないって聞いたことある…」
シルク「えっ…」
モトキ「俺も聞いたことある。忙しかったから正しい情報を得ること出来なかったけど、裏切りがあったとか聞いた。」
頭を誰かに殴られた気がした。
あんなに笑顔で楽しそうに仕事したり動画に出てたAさんが、そんなことになってるなんて知らなかった。
裏切りってなんだ…あんなに支え合ってたのに…
俺の悩みいっぱい聞いてもらってたのに、俺はAさんを助けることが出来なかったのか?
シルク「…俺、電話かけてみるわ」
ペケ「電話番号知ってるの?」
シルク「おう」
震える手で電話番号を探した。少し前までは、Aさんと話せることへの緊張で震えてたのに、今は電話が繋がってくれという緊張の震え。
プルプルプル…
この音だけがずっと耳に鳴り響く。
何度も何度もかけ続けた。けれど、Aさんは一向に出ない。
マサイ「…シルク…」
みんなが心配そうに俺を見ていた。けれど、そんなことは気にしていられなかった。
どうしてもAさんが行方不明になってるなんて信じられない。信じたくない。
そんな時だった。車が急にブレーキをかけて止まった。
ダーマ「おい!ンダホ!急に止まるなよ!」
モトキ「どうしたの?」
ンダホ「…あっ…あれ…」
ンダホが指差した方を見た。
ンダホ「…人が…水に…入っていこうとしてて…」
ンダホが青ざめた顔で震えながら俺らに告げた
ザカオ「ちょっ…あれはまずいって…」
ダーマ「やべぇよ」
みんなが止めようと動こうとした時、俺はいつもの勘で、あれがAさんだと感じた。
シルク「Aさん…」
ペケ「え?!」
感じた瞬間に、俺の体は動きだしていて、水の中に沈んでいこうとする人に向かって走っていた。
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canty(プロフ) - 和世さん» こちらこそありがとうございます!これからもよろしくお願いします(´˘`*) (2019年8月15日 21時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
和世 - リクエストに答えて頂きありがとうございます! これからも楽しみにしながら待ってます! (2019年8月12日 9時) (レス) id: c4a9e12989 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミナミさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年6月17日 21時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ - 早く続きみたい!!なんか進展していく感じがたまらなく好き!こういう系好きなのでこれからも頑張ってくださ! (2018年6月16日 20時) (レス) id: 62ab87529d (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - はらさん» 申し訳ごさいません。編集の際に誤ってオリジナルフラグにチェックを付けてしまっていたようです。今は、もう外しております。ご報告ありがとうございます。確認を怠らないようにしたいと思います。 (2018年6月14日 23時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2018年6月11日 19時