いざ、アスレチックへ ページ30
A side
あれから、ちょくちょくご飯を作るようになった。
モトキ君と一緒に作ったり、自分で作ったり、シルク君に料理教えたり…
1歩ずつ前に進めてるなって自分でもちゃんと思うようになった。
朝起きて用意してると、今日撮影するって言ってたメンバーが集まり出した
家で撮影するのだと思って端っこの方にいようと思ってると
シルク「今日さ、アスレチック行くんだよね」
A「うん、そっか」
シルク「で、Aも行かない?」
A「えっ…」
昔よりはマシだけどまだ人が怖い。
私、1人ならいい。でも、私だってバレたらFischer'sのみんなはどうなる?私だってバレなくても女連れてるなんて言われたら?
モトキ「まーた、1人でいらないこと考えてるでしょ」
A「いらないことじゃなくて…ちゃんと大切なことだもん…」
マサイ「じゃあ何考えてる?」
A「バレたら…迷惑かかるじゃん…」
シルク「なぁ、A?俺達は何でYoutubeやってるか知ってる?」
A「好きなことやって…思い出作りのため…」
シルク「そう、思い出作り。じゃあ、その俺達がAと思い出作りたいって言ったら?」
A「……」
ンダホ「俺らはAちゃんと楽しみたい。何か言ってくるやつがいたとしても、俺らが守るよ?」
シルク「あとは、Aが決めることだよ?俺らと行くか、ここに残るか。行くなら俺の手を取れ。」
正直怖い…バレた時どうするの…
でも…このままじゃいつまでたっても同じだよね…
そっとシルク君の手を取った
A「…怖いけど…行きたい。もう少し前に進みたい。バレたらとか考えちゃうけど…それだけは避けなきゃだけど…連れて行って下さい…」
シルク「よし、じゃあ行こ!w 大丈夫、もしバレたとしても俺らに任せろ!」
モトキ「山の中だし、撮影もあるから時間ズラしてくれてるし、バレないよ、大丈夫。」
マサイ「ダホ、車!w」
ンダホ「回してきます!w」
そっと私の手をシルク君が握ってくれた。その手から大丈夫だという気持ちが伝わった。
こうやってみんなが私を仲間として扱ってくれることが凄く嬉しい。そっと輪の中に入れてくれる。
嬉しいことを伝えたいし、何か恩返しもしたいと思ってる。もっと元気になって、みんなで笑って何かできる日がくればいいなぁ…
そんなことを考えながらンダホ君の車に乗り込んで、アスレチックに向かった。
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canty(プロフ) - 和世さん» こちらこそありがとうございます!これからもよろしくお願いします(´˘`*) (2019年8月15日 21時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
和世 - リクエストに答えて頂きありがとうございます! これからも楽しみにしながら待ってます! (2019年8月12日 9時) (レス) id: c4a9e12989 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミナミさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年6月17日 21時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ - 早く続きみたい!!なんか進展していく感じがたまらなく好き!こういう系好きなのでこれからも頑張ってくださ! (2018年6月16日 20時) (レス) id: 62ab87529d (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - はらさん» 申し訳ごさいません。編集の際に誤ってオリジナルフラグにチェックを付けてしまっていたようです。今は、もう外しております。ご報告ありがとうございます。確認を怠らないようにしたいと思います。 (2018年6月14日 23時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2018年6月11日 19時