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その姿 * 02 ページ27

モトキ side


今日は珍しくシルクにどっきりをすることに。
マサイが発案したドッキリ、その名も。

"モトキがシルクのいとこちゃんに告白ドッキリ"

クリスマスが近いことから悪ノリでマサイが思い付いたらしい。いとこちゃんに話せばノリノリでOKをくれた。場所は図書館らしく、許可ももうとってるとのこと。何と仕事のはやい。

俺らが先に図書館でスタンバって、マサイがシルクを連れてくる。勿論シルクに偽物企画の撮影があることを伝えて。

何処の図書館かは聞いてなくて、一緒に向かう道中も少し撮影をする。

マ「モトキくん、これから彼女に告白するんですが、心境は?」

モ「心境もなにも、本来だったら、告白の相手を目の前に聞くコメントじゃないよね」

笑いながらそんな撮影をしつつ、図書館に向かう。大通りを過ぎたあたりから、何だか懐かしい風景に。"まさかね"そう思いながらも心がざわつく。そして、マサイの案内で着いたのは。

マ「この図書館が今日の舞台です!」

それは紛れもなく見知った場所で
思い出の場所で

マ「モトキには非常階段当たりで告って貰う予定!俺とシルクで探して、偶然、的な」

終業式の日の約束を破った。
それっきり足を運ぶことのなかった場所にドッキリの撮影で来るなんて。

い「モトキくん?」

モ「あ、はい!了解!シルク騙せるといいね!」

本当はこの場に来たことが、自分がドッキリに掛けられたくらいの衝撃だったのだけど。


* * *


もうそろそろマサイから連絡があるはずだ。
非常階段でいとこちゃんと連絡を待つ。館内ではあるものの、普段あまり人が通らない階段はやはり少し寒かった。

い「モトキくんは本気で告白したことあるの?」

暇な時間、いとこちゃんとのおしゃべり。他愛もない会話だが、この場所で恋愛の話は何でか凄く心が苦しくなる。

モ「そうだなぁ、一回だけ。告白されて告白仕返した事はある、かな」

い「なにそれ?」

笑う彼女。その時は学校だったけど、同じく階段だった。



"好き"

"だからっ、あの、もし、私の事、嫌いじゃなかったら・・・付き合ってほしい、です"

"ふふっ、なんでどんどん弱々しくなっていくのさ"

"だって、振られるの怖いし・・・"

"振られると思ってたの?ふふっ。じゃぁ俺からも。Aが好き"

"嬉しいっ、へへ。何か照れるね"

"よろしくね"


今でも鮮明に覚えているこの記憶の意味を今まで考える事はやめていたのだが。

"♪〜♪〜"

スマホが鳴った。マサイだ。

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設定タグ:夢小説 , フィッシャーズ , モトキ   
作品ジャンル:恋愛
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#Mitsumaru(プロフ) - めいみさん» やったぜ(笑)楽しみにしてます♪(`ω・´) (2019年2月17日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます!そう言って頂けるとすごく嬉しいです(つд;*)お話も終盤ですが、二人の恋を見守って頂けると嬉しいです♪ (2019年2月17日 22時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 届くまで*モトキ楽しく読ませてもらってます!キュンキュンしたり、ハラハラしたりとても面白いです、更新が待ち遠しいほど... (2019年2月17日 21時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - #Mitsumaruさん» 前恋と同じようにページ追加するので大丈夫ですよー(*´ω`*) (2019年2月17日 10時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
#Mitsumaru(プロフ) - あとページ、2pしかありませんが、、大丈夫ですかっ?!(;・д・)ノ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meimi | 作成日時:2019年1月23日 18時

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