友達 * 01 ページ3
季節は過ぎて、また巡り。
高校2度目の春が来て。モトキとは相変わらず図書館友達で、学校では中々出会わないままだった。
モ「もう桜も散っちゃうね」
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「夏はやっぱ海かなー、モトキは？」
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モ「Aはこの間の期末良かったんだよなー」
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「えー！それ違うってモトキ言ってたじゃん！」
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「クリスマス皆で集まるんだけど、皆彼氏がいてさー」
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モ「ふふ、チロルチョコこんなにくれるだ？ありがとう」
変わらぬ関係のまま、また巡る春。
クラスの発表が行われたときに、そこにモトキがいて、神様に心から感謝した。3年になっても火曜の図書館はかわらない。
同じクラスだから、学校でも話すことが増えた。でもそれは私からばっかりで。でも図書館ではいつも通りなので、あの場所が大好きだった。
* * *
火曜の図書館。
目の前には本を眺めるモトキ。ぱっちり二重が文字を追う。初めて会った頃より大人びた彼は段々と男の人になってるように感じた。モトキからみた私も変わったのだろうか。モトキの中の私の存在は出会った頃よりも近くなってるのだろうか。
冬の図書館はいつもより静かで、そして暖かい。文字を追う視界がどんどん、狭まっていく。
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モ「Aっ、帰るよ？」
トントンと肩を叩かれゆっくり目を開ける。窓の外は暗く、もう夜だ。時計を見れば閉館の時間。いつもはもう少し早めに帰ってるのに。
「ごめん、寝ちゃってた」
"あまりにも気持ち良さそうで"と笑われ恥ずかしくなる。図書館を出て駅まで歩く。いつもだったら図書館の前で解散するのに何か用事でもあるのだろうか。それでも、少しでも長くモトキと居れることは私にとっては凄く嬉しい事で、そのまま他愛もない話を楽しみながら並んで歩く。
初めてあったときは私と変わらないくらいだった身長も、今はモトキの方が。
駅につく。
「これから用事？」
それが前提のトーンで聞いたら返ってきたのは。
モ「違うけど？」
いまいち話が噛み合ってない気がする。用事でなければいつも図書館前で解散なのに。長く一緒に居れることは嬉しいことだけど、不思議に思っていると。"あ、駅にきた理由？"とちょっと笑いながら言われたものだが、何か変なのが私なのかと、変な焦りに襲われる。
モ「だって暗いでしょ？」
一瞬何を行ってるのかわからなかったのは、周りにこんなに気が利く男子がいないからだ。
モ「女の子の夜道は危ないからね」
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#Mitsumaru(プロフ) - めいみさん» やったぜ(笑)楽しみにしてます♪(`ω・´) (2019年2月17日 23時) (
レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます！そう言って頂けるとすごく嬉しいです（つд；*)お話も終盤ですが、二人の恋を見守って頂けると嬉しいです♪ (2019年2月17日 22時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 届くまで＊モトキ楽しく読ませてもらってます！キュンキュンしたり、ハラハラしたりとても面白いです、更新が待ち遠しいほど... (2019年2月17日 21時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - #Mitsumaruさん» 前恋と同じようにページ追加するので大丈夫ですよー(*´ω｀*) (2019年2月17日 10時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
#Mitsumaru(プロフ) - あとページ、2pしかありませんが、、大丈夫ですかっ？！(;・д・)ノ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年1月23日 18時
