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過去から今 * 01 ページ15

男「Aさんの事、講義で会うたびに気になってて・・・付き合って下さい」

「・・ありがとうございます。でも・・・ごめんなさい」

男「そっか・・・。ごめん、ありがとう」

告白することにどれだけの勇気がいるのか。それは身をもって知ってるつもりだ。でも。誰の気持ちにも答えられない。"付き合ってから好きになる"なんて選択肢はないから。今"好き"かどうか。その答えはとても明確で。

告白を断り、男の人が帰っていく。姿が見えなくなり緊張が解けると同時に後ろから声をかけられた。

シ「ホントにモテるよなー」

声の主はシルクだった。
あの合コンのあと日にちを決めて、皆でアスレチックに行った。シルクの運動神経はずば抜けていて、思わず見いってしまう程だった。そのあとも仲良くなった5人で、遊びに行ったり、飲みに行ったり、お互い名前で呼び会う程になったのだ。

「見てたの?趣味わるー。シルクだってよく告られてるじゃん」

"通り掛かったんだよ"と言う反論が聞こえるが無視をした。色恋の話なんてそこら中に溢れている、彼はわりとその話題に上る側だと私は認識しているのだが。そういえば。

「シルク彼女作らないの?全部振ってるじゃん」

シ「お前がそれ言う?」

確かに。思わず笑ってしまった。
会った当初は彼女と別れたばかりだとか凌達が言ってたけど、あれから1年は経つ。年頃の男子だし、もう次の恋に移ってもいい頃なのでは。そこまで考えたが、自分の事を棚に上げてる事に気づいて笑えた。

シ「まぁ、俺は気になってるヤツいるから」

さらった聞こえた爆弾発言に興味がわく。

「シルクさん、恋ですかっ。ずばり私の知ってる人ですかっ?」

"うぜぇー"と笑われてしまった。1年という期間の中でシルクはもう新しい恋を見つけたのか。なのに、私は・・・。

シ「お前はどうなの?全部断ってるけど」

私は・・・。

「実は好きな人、いるんだよね」

シ「・・・」

「まぁ、降られてるんだけどね、3年前くらいに
。あはは」

"まだ好きなんて、しつこいよねー"笑いながらそう言うとシルクは辛そうな表情で。

「なんでシルクがそんな顔するの」

シ「お前が泣きそうな顔で笑ってっから」

その言葉に無意識に涙が流れる。
笑ってるはずなのに止まらない涙、どうしていいかわからず、"あれ?なんで?"と焦りながらも涙を拭う。由奈にもきちんと話したことはない。私の中にある冷たい冷たい塊。

シ「・・・よし!飲み行くか!全部聞いてやっから!」

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設定タグ:夢小説 , フィッシャーズ , モトキ   
作品ジャンル:恋愛
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#Mitsumaru(プロフ) - めいみさん» やったぜ(笑)楽しみにしてます♪(`ω・´) (2019年2月17日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます!そう言って頂けるとすごく嬉しいです(つд;*)お話も終盤ですが、二人の恋を見守って頂けると嬉しいです♪ (2019年2月17日 22時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 届くまで*モトキ楽しく読ませてもらってます!キュンキュンしたり、ハラハラしたりとても面白いです、更新が待ち遠しいほど... (2019年2月17日 21時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - #Mitsumaruさん» 前恋と同じようにページ追加するので大丈夫ですよー(*´ω`*) (2019年2月17日 10時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
#Mitsumaru(プロフ) - あとページ、2pしかありませんが、、大丈夫ですかっ?!(;・д・)ノ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meimi | 作成日時:2019年1月23日 18時

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