一歩 * 01 ページ8
フィッシャーズとの遭遇から今日で1週間。
その後はいつも通りの日常を送っている。ご近所さんだと知って最初はすごく驚いたのだが、今まで気付かなかったのだ。知ったところで何が変わるわけでもない。
とはいえ、最初はモトキくんにばったりあったりする可能性がゼロでないと浮かんでちょっとドキドキしたりもした、が、今まで1度もなかったようにあるわけもなく。直ぐに日常が戻ってきた。
今日は金曜日。
本当は今日、違う課の同期に合コンに誘われていた。でも、断った。学生の時と社会人になってで何度か誘われて行った事があるが、どうにも楽しめない。知らない異性と無理に仲良くなって無理に盛り上がって。中高大と女子学で育って恋愛経験ゼロの私にはレベルが高すぎる。だいたい、"好き"という気持ちすらわからないのに。
定時になり帰り支度をする。
今日は帰ってのんびりしよう。料理を作るのは割りと得意なので日々の自炊は苦ではない。
職場から家までは電車で20分ほどだ。
その間、インスタを見たり、YouTubeを見たり。あっという間にもよりの駅に。
駅からは冷蔵庫の中身を思い出しながら、夕飯のメニューを考える、さながら主婦のようだ。
そんな考えも、家の前に立ってる人影に一瞬にして消え去った。
マスクをしているものの、あの人は絶対・・・
マ「お疲れ様、Aちゃん」
やはり、フィッシャーズのマサイくんだ。
でもなんで家の前に。
「お疲れ様です。えっと、どうかされましたか？」
なんでこんなところにいるのか。お家が向かいだからという理由は置いといて。全くわかならかった。
それにしても動画でも思ってた事だが、いざ本人を目の前にすると余計に思う。身長が高い。
「マサイくんって身長何センチですか？」
マ「おん？177くらいかな」
「20センチ違うんですね」
大きく思えるはずだ、そう納得していたら今度はマサイくんが。
マ「って違う。身長の話をしに来たんじゃなくて。Aちゃん、ご飯行きませんか？」
「へっ？」
きっとすごく間抜けな顔をしているのだと思う。でも、マサイくんが発した言葉の意味が直ぐに理解できなかったのだ。
ご飯？
マサイくんと？
誰が？
私？
そんなはずは。
「あ、えっと・・・あ！樹里ですか！居酒屋にも一緒に居た私の友達！あっ、でも最近樹里は彼氏が出来て・・・」
考え込む私をみて、マサイくんは笑いだしてしまった。
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めいみ(プロフ) - 善処さん» わあぁぁぁぁ(´；ω；`)ありがとうございます....！！読んで頂けるだけでも嬉しいのに(´；ω；`)本当にありがとうございます！！！これからもどうぞ宜しくお願いします(*´ω｀*)♪ (2019年10月19日 15時) (
レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
善処(プロフ) - マさん可愛いすぎます！いつも楽しく拝見してます。私もお話を読む度に一番右の星を押してしまいます。既に押してあるので反映されませんが… (2019年10月19日 14時) (レス) id: 977f9d8c0c (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - らいあさん» めっちゃうれしいです、ありがとうございます（；△；）コメントも評価もお気に入り登録も、本当に支えになります！！こんな自己満妄想なお話ですが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります♪ (2019年10月18日 19時) (レス) id: 7fd022a576 (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - 1つの話更新されて読むと指が勝手に1番右の星押すんです、でも既に押してあるから評価できないんです… (2019年10月18日 19時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - バニレさん» 難しい言葉は私がわからないので基本出てこないかと思います(笑)「1つずつ」は05で終わりですが、次の話はカッコイイマサイくんとは遠いかもです、ごめんなさい(笑) (2019年10月18日 0時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年9月25日 21時
