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66話 ページ7

添木は通信を切ると他の狙撃手のメンバーのところへ向かった。


添木「みんなお疲れ様。」

奈良坂「お疲れ様です。相変わらず、あの姿勢で精密狙撃ができるのはすごいですね。」


今回添木は少し離れた位置で戦闘していた辻たちを援護するために不安定な姿勢で狙撃を行っていた。


添木「そう言ってもらえると嬉しいよ。
連携経験や狙撃手経験が少ないから、みんなみたいに上手く援護するのは難しいね。」


どこまでも謙虚というか、卑屈というかそういう人間である。






古寺「そういえば、副作用でエース機がわかっていたみたいですけど、普通のトリオン兵だと分からないんですか?」

古寺が添木の副作用について尋ねる。

添木「普段のトリオン兵は分からないね。意識?がないからね。トリオン兵はある程度の動きが設定されたロボット的なものに近いと思うよ。

さっきのエース機は誰かが操っていた。つまり、動きに関しては意識があるわけだから、見えたのだと思うよ。


あくまで予想だけどね。俺も自分の副作用のことはきちんと把握できていないんだ。」


情けないことにね。と苦笑いしながら返した。








日浦「そういえば!那須先輩と熊谷先輩が人型を倒したらしいですよ!添木さんも一緒に隊室に行きませんか?」

熊谷のことが心配だった添木としては嬉しい誘いであった。

添木「この後待機するメンバーには入ってないし、お邪魔しようかな。」


添木と日浦は那須隊の隊室に向かった。



日浦「せんぱーい!」

日浦は大きな声で隊室に突撃していく。
添木も後について入っていく。

添木「お邪魔します。お疲れ様。人型撃退、さすがだね。」



熊谷「A兄さんもお疲れ様。」

那須「そ、添木さんっ!お疲れ様でした。」


添木はそっと熊谷に近づくと、話しかける。


添木「どうだった?少しは結果に近づいたかな?」

熊谷「!うん。でも、まだ納得のいく結果じゃないから、もっといい結果に繋げるよ。」

熊谷はとても晴れやかな笑顔を添木に向けた。

次に添木は那須に顔を向ける。

添木「那須さんが鳥籠を使ったって聞いたよ。あの技、とても綺麗だから見たかったな。」

添木にそう言われて微笑まれて那須は顔を真っ赤にした。

添木「あれ?顔が少し赤いよ?体調は大丈夫?」

そう言って添木はより近づくのでより顔が赤くなる。

見かねた熊谷が助けに入る。

熊谷「大丈夫だよ、A兄さん。ほら、玲こっちに座ろう。」


添木は那須隊の隊室を後にした。

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ヴィー(プロフ) - 海月さん» 返信が遅くなりすみません。コメントありがとうございます! (2022年2月23日 14時) (レス) id: e2f184a550 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - 名前さん» 返信が遅くなりすみません。応援ありがとうございます! (2022年2月23日 14時) (レス) id: e2f184a550 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 把握です!無理をしないで下さいね、気長に待っていますので!!あと初コメ失礼します。 (2021年5月22日 22時) (レス) id: c61eec56d2 (このIDを非表示/違反報告)
名前(プロフ) - 大丈夫ですか?あまり無理をせずに自分の体を第一に考えて下さい。゜(゜´Д`゜)゜。私は、いつでも待っています!!後、コロナで大変だと思いますが、ずっと応援しています!! (2021年5月22日 13時) (レス) id: 38a2014fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - arkさん» ありがとうございます!ゆっくりですが、更新していきますね。 (2021年4月15日 11時) (レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴィー | 作成日時:2021年3月2日 12時

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