36話 ページ7
諏訪が銃を放ち、弱点を見つけようとするが、相手もダミーで錯乱する。
仮想戦闘モードも解除されてしまった。
添木[諏訪さん、自分が前に出ます。]
諏訪[!大丈夫かー。最近狙撃手だっただろー。]
添木[任せてください。遅れは取りません。]
添木はそう言うとアイビスをエネドラに向かって投げた。もちろん、防がれるが、僅かでも意識を逸らせば問題ない。
添木「旋空弧月」
添木の旋空弧月でダミーのほとんどを切り捨てた。
エネドラ「なんだあ、雑魚ばっかかと思ったら少しは骨のあるやつがいるじゃねえか。とっととやろうぜ。」
添木「…俺は時間稼ぎだよ。」
添木がそう言うと本部の壁を破壊して忍田本部長が現れ、施空弧月を放つ。
流石ノーマルトリガー最強の男、添木よりも技の腕前は上であることが伺える。
添木はその様子を見ながら
(ああ、また壁直さなくちゃなあ。)←
と少々場違いなことを考えていた。
忍田は諏訪隊と添木に労いの言葉をかけ、敵に向き直った。
忍田[添木くん、援護を頼む。全て斬る。]
添木[添木、了解。]
忍田と添木はダミーを含めた弱点を全て切っていく。エネドラのダミー作成が追いつかないほどの勢いだ。
エネドラは攻撃を仕掛けるが、忍田と添木の攻撃の手を止められない。
忍田「貴様の敗因は、我々の前ではしゃぎすぎたことだ。」
忍田はそう言うと最後の弱点を切った。
諏訪「マジで全部斬った。本部長もやべえが、ついてく添木もやべえな。本当にブランクあんのか?」
笹森「援護する暇がなかったですね。」
倒したと思ったが、溶けていくエネドラがブレードとなり忍田に襲いかかる。
添木「シールド」
すかさず添木が援護した。
エネドラは咄嗟に弱点をダミーから外したようだ。
エネドラの武器は気体にもなるそのため、風上に立たれると不利になる。忍田の立ち位置は風下、エネドラの気体ブレードが忍田を襲う。
咄嗟にシールドを張ったが、ダメージが大きい。
エネドラ「敗因がどうのこうの言ってたな、ボス猿さんよ。後はそこの剣を使うやつを仕留めれば終わりだ。教えてくれよ、俺の敗因ってやつを。」
忍田「いいだろう、すぐにわかる。私たちの仕事はもう終わった。」
諏訪と堤が銃を乱射し、笹森が奇襲を仕掛けるが倒されてしまった。
しかし、笹森が煙幕を放ち、視界を眩ませる。
そこに透明化した歌川、菊地原が弱点部分を斬りつけた。
201人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヴィー(プロフ) - あきさん» コメント嬉しいです。どんどんお願いします!これからもよろしくお願いしますね。 (2022年3月9日 21時) (レス) id: e2f184a550 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - あきさん» コメント遅くなってしまいすみません。米屋くんとのオチを考えたのですが、なかなか思い浮かばず…。私が書くのは難しいかもしれません。すみません。できる限り考えたのですが…。 (2022年3月9日 21時) (レス) @page13 id: e2f184a550 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - これからも更新楽しみにしています。(文字数の関係で二つ投稿してしまいました。通知を多くしてしまい申し訳ありません。) (2021年5月5日 23時) (レス) id: a201a62570 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - コメントにて失礼いたします。話がとても面白くて読みやすいので好きです。オチなのですが私は米屋くんが好きなのでもし可能であれば米屋くんオチを読みたいです。オチアンケートから時間が経っているのでもし無理であれば無視していただいて構いません。 (2021年5月5日 23時) (レス) id: a201a62570 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - みこみさん» 分かりました。やや恋愛要素はあるかもしれませんが、告白なしで、誰とも付き合わないまま進めていきますね。ありがとうございます! (2021年3月3日 2時) (レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヴィー | 作成日時:2021年2月23日 10時