【オリジナルＢＬ】俺はれっきとした男です。

１４話 ページ18

辰馬の可愛い一面も見ることができ、登校初日は楽しく終わった

辰馬は用事があるらしく、一人で帰ることにした

でも俺、辰馬以外の奴らと話してないな…
他の友達も作りたいと思うが、なにせチキンなものでなかなか行動に移せない


…ま、明日からでもいいか(


それより、部活入ろうか迷うな〜
辰馬は入部してないけど助っ人で行ってるって言ってたな…
でも俺そんな運動得意ってわけじゃないしな

うだうだ考えていると、バスケットボールが俺の頭に激突してきた

『いってぇ！！』

急な痛みに思わずうずくまっていると、ふと、足元に影が見えた

「ごめん…大丈夫？」

どうやら、ボールを拾いにきたらしい
この服装…バスケ部か？


『い、いえ。大丈夫です』


「…」


『…？』


え、なんか頭ガン見されてんだけど
血でも出てるのか？いや、血出てる感じはしないな


…めっちゃガン見されてる…


『えと、じゃあ失礼します』


なんとなく居心地が悪く、そそくさとその場を後にした

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