探偵社の少女 【文スト】【名探偵コナン】

12話 ページ13

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なんか動きにくい。


狭いし…。





はっ


目が覚めた。


『体痛い』

ソファで寝たせいで、体が少し痛くなってる。



昨日、あのまま寝たのか…。


ブー


メール？

携帯をみると、



通知12件


『多いわ』


いや誰だよ、こんなに送ってきたやつ。


首をぼきぼき鳴らしながら、それぞれ開いていく。


国木田さんから2件

太宰さんから8件

ナオミさんと与謝野さんからそれぞれ1件ずつ



これ、太宰さんに至っては、ふざけて送ってるでしょう。




国木田さんからは、太宰さんが仕事をしないことと、虎の件について。


太宰さんからは、元気？ヤッホーなど、どうでもいいこと


ナオミさん与謝野さんは出張先で大丈夫かどうかなど、心配してくれているようだ。






『はぁー』


いい人たちだと、つくづく思う。





グゥー



…朝ごはん食べよ。


昨日の昼から食べてないんだ。


冷蔵庫を開けると、




空っぽ。



『買いに行くの忘れてた。』



どうしようか。



いや、どうにかする方法を私は知っている。



知ってるんだけど、行きたくない。


しかし、それ以外に方法がない。






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……行くしかないか、と覚悟を決めて、私は家を出た。





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