- 愛故に、オシオキ 。- BTS

オシオキ 7 ページ7

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『また来てね！！』







サイン会もいよいよ半ば。






『っ、……』






ARMYが目の前にいるというのに、




テーブルの下で、さっきからテヒョンオッパは私の足を撫でてくる。





焦れったくゆるゆると撫でてきて、気分が変になる。




それでもARMYに悟られないように笑顔で対応していく。






「A〜！あんにょん！」





少し照れたように私の前に来たのはナムジャペン。




アイドルになれそうな顔立ち、してる。






『…っ、あんにょん！！』





こんな状況でもテヒョンオッパの手は止まらない。






「A、オッパって呼んで」





『オッパ？』





「、ありがとう！





手、ぎゅってしてもいい？」





『いいよ、オッパ〜！』




「あぁ〜、ありがとう！防弾少年団の天使と会話ができるなんて…僕嬉しい(笑)」





『ちんちゃ？ありがとう！





これからも応援よろしくね、オッパ！』





「もちろん！





これからも僕はAペン！」





『じゃあ、また来てね？！』




「もちろん〜！」







手を振って、ナムジャペンのオッパと別れると





テヒョンオッパの足を撫でる手の動きが止まった。





不思議に思ってテヒョンオッパの方を見つめれば、







TH「あー、ムカつく…」







淡々と前を見据えて、小さくつぶやくオッパいた。









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