5話 ページ6
sn「あっ！忘れてた！！」
しんぺいさんの大声にびっくりして水を吹き出しそうになったが、なんとか抑えつつ何があったのかを聞くと顔を青くさせながら説明してくれた。
短くすると、彼の他にここには12人の人が住んでいて、丁度その方々は会議をしているらしい。なので起きて落ち着いたらこちらに来て欲しいと言われていたにも関わらずのんびりしていたと。
『私が起きたことはあちらに報告済みですか？』
sn「連絡しちゃったんだよねぇ…」
『あー、まぁ、大丈夫ですよ！いざの時は私もフォローしますし！』
sn「ありがとー！Aちゃんいい子…」
うん。私のせいでもあるとか言えないし…さすがに罪悪感に負けてしんぺいさんと共にその会議室というところに向かうことになった。
医務室のドアを開けると、赤いカーペットがひかれた廊下が長く続いていて、壁には昔の軍歌やら偉人やらが貼られている。……すごい趣味だな。
『あの、ここ広すぎませんか？』
sn「広いねぇ。そのおかげで侵入者も一苦労だけど、仲間でも迷ってるやつとかいるからw」
『うんうん。すっごいその人の気持ちわかる』
sn「ちなみに言うと、会議室５階だからあと階段を３回登らないといけないかなぁ。」
『それは聞いてないですほんとに』
＊＊＊
『＿＿はぁ、ここまで来るのに疲れた…』
あれから5分かけてやっと目的地に辿り着くことが出来た。真面目に遠い。道の途中で壁が壊れかけてるところあったし。何事？
隣にいるしんぺいさんは耳元に手を当てて何か話しているから邪魔することは出来ない。なんだろあれ？
暇なので周りを見渡してみると、奥の方に禍々しいオーラが漂っている茶色のアンティーク風な観音開きの扉が見えた。絶対あそこじゃん……えぇ。嫌だなぁ。
血を貰ったことで能力が使えるようになったので、早速向こう側にいる人たちの人数を見てみると10人もいた。多すぎない？え、何の集まり？
sn「ごめん、お待たせ〜」
『いえ。大丈夫そうですか？』
sn「多分…とりあえず説明はしたんだけどね…。女性になれてないやつとかも居るからその広い心で許してあげて」
『は？それってどういういm……』
そう言いかけた瞬間、私の頬にナイフが掠っていた。自分が避けた訳じゃなくて、あちらの人がここを狙ってきたのだ。はぁー怖い怖い
??「お前が大先生が拾ってきた女？」
sn「あっ、ゾム！」
わーお。大ピンチ()
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樹乃(プロフ) - あっ、えちぃ奴ですね！(察)御馳走様です！！！！！ (9月23日 14時) (
レス) @page14 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ﾊｧｯ(昇天)待って好きえっつなの大好物！（） (2023年1月6日 3時) (レス) @page30 id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
荒脅レオン(プロフ) - コメ失礼します…脳内再生させてみたら尊過ぎて天国行きかけてしまいました…。天国をありがとうございます！失礼しました！！！！ (2022年12月16日 17時) (レス) @page45 id: 8c9c47586b (このIDを非表示/違反報告)
かめ - 初コメすみません……snさんの照れ顔想像したら、スマホ投げそうになりました() 尊いです……失礼しました…… (2022年5月28日 0時) (レス) @page8 id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - あぁぁぁ〜っ！エミさんドMキャラなのくっそ好きです…美味しい…応援してます、頑張って！ (2021年9月1日 3時) (レス) id: 6917921727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年11月21日 14時
