30話 ページ32
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あの後、何を思ったのか雨の中傘もささずにゾムさんと走って帰ってきて全身びしょ濡れになってしまった。兵士さんとすれ違う度に視線がめっちゃ来る。ほんと廊下を濡らしてしまって申し訳ないですはい…。
ゾムさんとは住んでいる棟が違うので部屋まで送るという言葉を全力で断ってきたが、こんなになるんだったら一緒に部屋まで来てもらえばよかった…！
rb「うひゃー、随分とはしゃいできたなぁw」
『あ、ロボロさん…ただいまです』
rb「おかえり、そのままやったら風邪引いてトントンに怒られるんちゃう？今なら大浴場使ってるやつ居らんと思うから行ってみたらどうや」
私にそう説明しながらも、持ってきてくれたふわふわのタオルをかけてくれてなすがままに拭いてもらっている。めっちゃ柔軟剤のいい香りする。
『あ、りがとう、ございます。ではお言葉に甘えて行ってみようかな…』
rb「おん！トントンには俺から伝えとくから、ゆっくりしておいで」
またまたロボロさんに大浴場までの地図を貰ったのでタオルで全身を隠しながら歩いていくと3分くらいで辿り着いた。そこには既に2人のメイドさんがいて、私の着替えを持ってきてくれたようだ。優しすぎない？
おふたりにぺこぺことしながらお礼を言って浴場の引き戸を開けると、1人で入るには広すぎるほど綺麗で、露天風呂付きという豪華な浴場が広がっていた。
『わぁ……なんか、ここまで広いと落ち着かない気もするけど…とりあえず体流すか』
シャワーを浴びたあと、体にタオルを巻いた状態で歩いてやっとのことで湯せんに浸かることができた。わお、ライオンの口からお湯が出てるんだけど…初めて見たな。
誰も来ることがないだろう、そう思い歌を口ずさみながらのんびりとしていると入口の方から引き戸が開いた音がした。……え、メイドさんとかかな？
お湯から出る煙が邪魔で誰かを確認することが出来なかったが、あちらは私に気づいていない様子でシャワーを浴び始めているようだ。まぁいっか。同性なのに気にする方がおかしいよね。
しばらくして、あちらも体を洗い終わったのかキュッとシャワーを止めて足音がパシャパシャとこちらに来る。挨拶だけはしようと思いタオルを巻いて立ち上がると、そこには女性にしては背が高くガタイのいい人……、
syp「あ、こんにちh………は？」
『………ショッピさん！？』
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樹乃(プロフ) - あっ、えちぃ奴ですね！(察)御馳走様です！！！！！ (9月23日 14時) (
レス) @page14 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ﾊｧｯ(昇天)待って好きえっつなの大好物！（） (2023年1月6日 3時) (レス) @page30 id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
荒脅レオン(プロフ) - コメ失礼します…脳内再生させてみたら尊過ぎて天国行きかけてしまいました…。天国をありがとうございます！失礼しました！！！！ (2022年12月16日 17時) (レス) @page45 id: 8c9c47586b (このIDを非表示/違反報告)
かめ - 初コメすみません……snさんの照れ顔想像したら、スマホ投げそうになりました() 尊いです……失礼しました…… (2022年5月28日 0時) (レス) @page8 id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - あぁぁぁ〜っ！エミさんドMキャラなのくっそ好きです…美味しい…応援してます、頑張って！ (2021年9月1日 3時) (レス) id: 6917921727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年11月21日 14時
