なんでも出来る彼となんでも普通の私【高尾和成】

12.貴方side ページ13

え、何してるの？

彼女が腕からは血が垂れている

その悲鳴を聞きつけて

何人か人がきた

「何事だ！！」

西野「宮地さんに、腕切られて...」

...え！？

「違う！！私はしてない！」

でも彼女の信頼度は私よりも高く

ﾓﾌﾞ「嘘つくなよ！！！この陰キャ！いっっつもなんか考えてんなっと思ったらこれかよ！」

「違う！私じゃ...」

そう言いかけた時思った

学校にいてなんか楽しいことあったかな

ただ勉強しに来てるだけだ...

そう思うと

「...」

なんもいえなくなった

もちろんお兄ちゃんの妹という事で清志にぃを呼びに行った

宮「A！！！」

お兄ちゃんは走ってきてくれたのか息が切れている

宮「お前はしてないって俺わかってるから、それより怪我ないか？」

ﾓﾌﾞ「宮地！なんで西野よりも加害者の心配してんだよ！」

宮「は？こいつが人に刃物なんて向けるわけねぇだろ？」

ﾓﾌﾞ「証拠はないだろ？」

そう言われお兄ちゃんは黙ってしまう

「お兄ちゃん、もういいよ、お兄ちゃんまで嫌われちゃう...」

宮「んなのどうでもいいよ！今はお前だろ？」

「...」

ﾓﾌﾞ「証拠あんの？」

そう言った瞬間

？「証拠〜？あるよ？見る？」

と声がした

その声のぬしは

宮「高尾？」

高尾くんだった

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