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『高嶺の花子さん』と言われていたAちゃんが、女の子と付き合う事に慣れてない俺と同じ目線だって気づいたのはいつだったんだろう。
最初は自分の事でいっぱいいっぱいだったし、Aちゃんもそんな俺に合わせてくれてるんだろうと思っていたけど、時折見せるウブさや純粋さがそうじゃないんだって教えてくれてるような気がして…
恥ずかしそうにはにかむ笑顔にそんな女を演じるほどの経験があるようには思えなかった。
ソウタがイイ男すぎて、それ以上の男がいなかったから？なんて思ったりもしたけど、それだったらそもそも俺と付き合ってはない。
と、言う事は…
元々、そんなに男と付き合う事に興味が薄いのか…
あとは過去に男を遠ざける何かがあったからか…。
ソウタが過保護なのも理由はそこなんじゃないだろうかと気になるところではあったけど、Aちゃんが話さないのに無理矢理聞けるはずも…
聞いていいはずもなくて、話しをしてくれる日を待っていた。
まぁ…過去の男の事なんて聞いて嬉しいものでもないし、知らなくてもいい事も世の中にはたくさんあるから、Aちゃんが俺が知る必要がないと思えば話さないだろうし、それでよかった。
けど、ソウタの発言でそんな悠長な事を言ってる暇は無くなった。
俺に受け止められるくらいの事なのか…
いや、どんな事でも俺はちゃんと受け止めなきゃならない。
「元カレ…って言うのかな…？私の初めての彼氏。」
あぁ…やっぱり…。
こんな可愛いAちゃんを俺以外が知ってるのが嫌で…
Aちゃんの全部の『初めて』を持ってるその男が羨ましくて…
「…そんな顔しないで？」
自分がどんな顔をしてるのかなんてわからないけど、Aちゃんが泣きそうに目を細めてるのを見ると、相当醜い顔をしてるんだろうなってのがわかる。
「いや…違う…。自分の器の小ささにイラついただけだから…。」
カッコ悪い自分を隠したくてAちゃんの頭を抱え込むように撫でてそのまま自分の胸に押し付けた。
AちゃんもAちゃんで顔を合わせない方が言いやすいのかされるがまま話し出す。
「その彼の事…本当に好きだったのかって今でもわからなくてね…。」
「え？好きだから付き合ったんじゃないの？」
Aちゃんが男を弄ぶなんて到底思えなくて、どうしてそうなったのか…
Aちゃんが続きを話し出すのを待った。
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さとち(プロフ) - 最後までしょーちゃんを見届けさせてくれてありがとです(*´∀｀*)ロマンチストなしょーさんにぴったりなプロポーズシーン。きゅんきゅんしちゃいました。ヘタレくんが成長してく様子を見守れて幸せでした(^^) (2019年11月17日 8時) (
レス) id: 71c5d1241d (このIDを非表示/違反報告)
プリ(プロフ) - 完結おめでとうございます。私はヘタレてても優しくて少しずつでも頑張る翔くんが大好き。プロポーズのシーンもとっても素敵だった。素敵なお話しをありがとうございます。これからも楽しみしてます(^-^) (2019年11月10日 12時) (レス) id: cd103d13f3 (このIDを非表示/違反報告)
にのゆう(プロフ) - 完結お疲れさまでした。私はしおななさん大好きです(*´▽｀*) (2019年11月9日 12時) (レス) id: 36f104c3b0 (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 終わった〜。あんなにヘタレだった翔くんが 花子さんに釣り合うべくカッコよく成長！ てか、まあ、初めから素材は完璧なんだからまあ当たり前か。多少ヘタレがまたかわいい（≧∇≦） こんなかわいいバカップルになれるなんて(//∇//)お互いに好きすぎていいなぁ〜 (2019年11月9日 11時) (レス) id: 285da43cef (このIDを非表示/違反報告)
あゆママ(プロフ) - 完結おめでとうございます！(*´∀｀)ヘタレな翔さんが成長していくのが楽しみでした。終わってしまうと寂しいですねぇ〜。歌は息子が大好きで、ピアノでよく弾いていたので知りました(笑)可愛い曲でこちらも好きになりました。また二宮さんのお話もお待ちしています！ (2019年11月9日 7時) (レス) id: ddbf446660 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年9月20日 15時
