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喫煙所での出来事はあっという間に会社に広がり…
同僚にはやっぱり恨めしそうな目を向けられて村八分状態…。
Aちゃんには詳細を説明して騒ぎになってる事を誤ったけど、
『ちゃんと話してくれて嬉しい。』
って言ってくれたんで一安心。
「おい、櫻井〜。」
恰幅のいい部長にちょいちょいと手招きされて席を立つ。
「なんでしょうか？」
「会議室のプロジェクターとPCの連動が上手くいかないんだと。見てやってくれ。」
「はい。わかりました。」
そんな設定は俺らの仕事じゃないのに、PC関係となると自分達で解決するのが面倒なのか俺らを呼び出す。
今のご時世、そのくらいの設定できるヤツはどの部にもひとりやふたりいるだろうが…って思う。
システム管理部なんて名ばかりのPCなんでも屋だ。
社内の廊下を歩くと横目でジロジロ見られる視線にももう慣れつつあって…
俺は別にいいけど、Aちゃんがこの視線に晒されてると思うと可哀想だと思う。
社内恋愛はそういうものなのかと、初体験なのに妙に悟って諦めたり…。
ニノも社内恋愛なのにって思うけどニノ曰く…
『あの花子さんとあの翔さんだよ？青天の霹靂！そりゃ噂になるでしょうよ。』
って…。
自分の部署から２分足らずで着いた会議室のドアをノックすると、『はい』と聞き覚えのある…
いや、大好きな声。
もしかして？と期待してドアを開けるとやっぱりAちゃん。
俺を確認すると、ちょっと照れたようにはにかんだ。
その表情がまた途轍もなく可愛いくて。
「どうしたの？」
聞きながら歩み寄り一緒PCを覗き込んだ。
「会議の準備をするように言われたんですけど、上手くできなくて…。」
総務課は雑用をなんでもやらされるからな…
色々な知識が必要で大変だ。
「誰もできなかったの？」
「今日はみんな仕事が立て込んでいて…。いつもは私でもできるのに…。」
申し訳なさそうに眉を下げて言うから可哀想でどうにかしてあげないとって俺も俄然やる気を出す。
カチカチとマウスを操作するとスクリーンにPCのデスクトップが映った。
「え？え？もう？」
「はい。もうできちゃいました。」
「あ、ありがとうございます。」
頭を下げたAちゃんの顔を覗き込むように座り込むとパチリと目が合って…
ちょいちょいと手招きするとAちゃんもスカートを気にしながらしゃがみ込み…
チュッと唇を合わせて真っ赤な顔のAちゃんに『お礼はこれでいいよ』って囁いた。
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キミ(プロフ) - 糖度マックス！！こんなに甘やかされてみたいものです！ (2019年9月18日 23時) (
レス) id: 744bc54dd4 (このIDを非表示/違反報告)
しょうくん(プロフ) - 朝から幸せでデレデレなお二人(//∇//)ありがとう。もっと甘々糖度上げてもいいですよ(^^)翔さんの幸せな日が続きますように。また更新楽しみに待ってます(^ ^) (2019年9月18日 8時) (レス) id: 490943dac7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - おはよぉーございます。ウザい翔くん大歓迎！もっともっとウザくても良いかな(笑)続きが楽しみです♪ (2019年9月18日 7時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - あゆママさん» 私も久々にここまで甘いカップルを書きましたよ（笑)やっぱり私はこういうのを書いてる方が性に合ってます。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - Fu--chanさん» それはもうすっごい濃いエスプレッソを飲みたくなるくらいの甘さだと思いますよ（笑)幸せそうでなによりです。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年3月4日 19時
